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【移籍のウワサ】 ユベントスが冬の移籍市場でケディラ放出に再チャレンジ?

 トゥット・スポルト』によりますと、ユベントスが1月の移籍市場でケディラ選手の放出に再チャレンジするとのことです。ただ、選手が退団に乗り気になる理由が見当たらないため、空騒ぎに終わることでしょう。

画像:コンティナッサで汗を流すケディラ
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 ユベントスは2021年夏に現行契約が満了するケディラ選手の放出に取り組んだものの、選手を納得させるオファーを見つけることができずに残留する結果となりました。

 年俸削減の必要性に迫られているユベントスが「コストパフォーマンスが悪い高給取りのケディラ選手」に目を着けるのは当然です。

 ただ、今季終了時に34歳となるケディラ選手も「市場で買い叩かれる」と認識しているため、自ら進んで年俸を削減する必要はありません。

 そのため、クラブと選手の思惑がすれ違ったままで “冷戦” となってしまったのです。

 

 ユベントスは「構想外」の扱いとしているケディラ選手の放出先を1月の移籍市場でも探すことでしょう。しかし、選手も「契約が残り半年となった」ため、自由に移籍先を探すことが可能です。

 つまり、「ケディラ選手の新天地が2020年1月中に決定するも加入するのは2021年7月」という状況も起こり得ます。

 若手・中堅選手なら、約1年のブランクはキャリアにとって致命的です。ですが、ケディラ選手は「選手キャリアの終え方」に重点を置くベテラン選手ですから、干されたことによる損失は大きくありません。

 なので、ユベントス(のフロント陣)が1月の移籍市場での放出にどれだけ奔走したとしても、その労力に見合ったリターン(≒ 年俸削減)を得ることは極めて困難と言わざるを得ないでしょう。

 

 ユベントスはベルナルデスキ選手も構想外の扱いとなっており、換金できる可能性はケディラ選手よりも高いでしょう。冬季休暇までの10連戦は「選手の見極め」という点でも重要になります。

 ユベントスのフロント陣がどのような判断を下すのかに注目です。