ユベントスは公式サイト上で12月5日(土)に開催予定の 2020/21 セリエA第10節トリノ戦に向けた準備を行ったと発表いたしました。ただ、右太ももの筋肉に損傷が確認されたデミラル選手が年内離脱の状況となっています。
現地12月2日(水)に UEFA チャンピオンズリーグ第5節ディナモ・キエフ戦を終えたユベントスは翌3日から5日に行われるセリエA第10節トリノ戦に向けた調整を開始。
ディナモ・キエフ戦に先発した選手たちは(回復に主眼を置いた)トレーニング・メニューを消化し、控え組はテクニック系・ポゼッション・ミニゲームで汗を流す普段どおりの調整を行っています。
ただ、問題なのはデミラル選手に負傷が確認されたことでしょう。ディナモ・キエフ戦の69分にドラグシン選手との交代で下がりましたが、Jメディカルでの検査で「右太もも大腿直筋に軽度の損傷が確認された」とのこと。
「10日後に再検査の予定」と言及されていますから、1ヶ月弱の離脱が現実的です。少なくとも、15日前後の離脱は考慮しなければならないでしょう。
その場合、日程的にデミラル選手の年内復帰は難しくなります。
大会名 | 節 | 日時 | 対戦カード |
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Serie A | 10 | 12月5日 | ユーヴェ 対 トリノ |
UEFA CL | 06 | 12月8日 | バルセロナ 対 ユーヴェ |
Serie A | 11 | 12月13日 | ジェノア 対 ユーヴェ |
Serie A | 12 | 12月16日 | ユーヴェ 対 アタランタ |
Serie A | 13 | 12月19日 | パルマ 対 ユーヴェ |
Serie A | 14 | 12月22日 | ユーヴェ 対 フィオレンティーナ |
冬季中断期間 |
デミラル選手の再検査は「セリエA第11節ジェノア戦後の週明け14日」が目安でしょう。ただ、軽度の損傷がある状態ですから、チームに合流できても起用は12月19日のセリエA第13節パルマ戦が最速と考えられます。
現状はキエッリーニ選手も筋肉系の負傷で離脱中の疑いがあるため、センターバックが再び人員不足に陥ってしまったのは頭の痛い問題と言わざるを得ないでしょう。
プレッシャーが少ない試合であれば、ドラグシン選手で誤魔化すことは可能です。ただ、肉弾戦が強いられる状況での実力は未知数ですから、この点をどう判断するかがポイントです。
CB の人員不足に再び見舞われることになったピルロ監督がどのように対処するのかに注目です。