ユベントスは公式サイト上で今週末の25日に行われるセリエA第5節ベローナ戦に向けた準備を開始したと発表いたしました。なお、キエッリーニ選手は検査で筋肉の負傷は確認されなかったと言及されています。
現地20日(火)にウクライナでのディナモ・キエフ戦を終えたユベントスの選手たちは翌21日にコンティナッサでセリエA第5節ベローナ戦に向けた調整を開始。出場組はリカバリーメニューを消化し、控え組はゲーム形式の練習などを行いました。
詳細な部分では前任者などとの差異はあるものの、試合に向けた調整ペースなどは基本的に同じと言えるでしょう。
なお、同日にはディナモ・キエフ戦で右太ももを痛めて途中で退いたキエッリーニ選手の診察も行われました。「筋肉の損傷は確認されなかった」とのことですから、最悪の事態は回避できました。
「筋肉の張りによるもので数日間は観察下に置かれる予定」と言及されています。
しかし、キエッリーニ選手の “実際の離脱期間” は長引くことになるでしょう。キエッリーニ選手は昨季も「筋肉の張り」で離脱し、復帰に1ヶ月近くかかるなど回復に時間を要しました。そのため、今季も「昨季と同様の回復時間を必要とする」と見ておくべきでしょう。
そのため、キエッリーニ選手の復帰は順調に回復した場合は来週末のセリエA第6節スペツィア戦になると思われます。少し時間を要する場合は「11月の代表戦明け」になると考えられます。
守備陣は右肩脱臼による手術を受けてリハビリ中だったデ・リフト選手が間も無く復帰するため、キエッリーニ選手不在による影響は最小限に抑えることができるでしょう。
過密日程の中でターンオーバーが不可避となっている状況でピルロ監督が「休養」と「チームの熟成」をどのように両立させようとするのかに注目です。