イタリア審判協会は公式サイト上で現地6月26日(金)に開催される 2019/20 セリエA第28節を担当する審判団を発表いたしました。ユベントス対レッチェ戦の主審はマルコ・ピッチニーニ(Marco Piccinini)氏です。
エミリア=ロマーニャ州フォルリ出身のピッチニーニ氏は1983年9月生まれの36歳。今シーズンのセリエAでは主審を11試合、VAR を4試合で担当しています。
日時 | Serie A | 対戦カード |
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2019/01/21 | 2018/19 第20節 |
ユベントス v キエーボ [3 - 0] |
2019/09/28 | 2019/20 第6節 |
ユベントス v SPAL [2 - 0] |
日時 | Serie A | 対戦カード |
2019/09/22 | 2019/20 第4節 |
レッチェ v ナポリ [1 - 4] |
2019/11/30 | 2019/20 第14節 |
フィオレンティーナ v レッチェ [0 - 1] |
ピッチニーニ氏は過去にセリエAのユベントス戦で主審を2試合担当し、試合はユベントスがクリーンシートで2勝と実力差を見せ付けています。
一方で、ユベントス対レッチェ戦を担当するのはキャリア初のこと。ちなみにレッチェはピッチニーニ氏が主審を務めた今季の2試合で1勝1敗と希望を持てる審判員であることがポジティブな要素と言えるでしょう。
なお、ピッチニーニ氏とともに試合を担当する副審はダニエレ・ビンドーニ(Daniele Bindoni)氏とステファノ・デル・ジョバネ(Stefano Del Giovane)氏。第4審判はダビデ・ジェルジーニ(Davide Ghersini)氏。
VAR はパオロ・バレリ(Paolo Valeri)氏、副 VAR はジョルジョ・スケノーネ(Giorgio Schenone)氏が担当すると発表されています。
バレリ氏が VAR を務めるのは今季10試合目。第24節レッチェ対 SPAL 戦以来の担当となります。ピッチニーニ氏とのコンビは今季初で、第1節フィオレンティーナ対ナポリ戦でダイブ論争の当事者になっていますから、少し注意が必要です。
とは言え、実力差があるからビッグクラブの試合やダービー戦などでの担当歴が少ない主審がアサインされたのです。判定に一喜一憂しないだけの内容を示した上で勝点3を積み重ねることが求められることになります。
ラツィオがアタランタに大逆転敗けを喫しているため、この結果を受けてサッリ監督がどのような準備をしてレッチェ戦を迎えるのかにも注目です。