ユベントスは公式ツイッター上で新型コロナウイルス感染の疑いで隔離対象となっていたBチーム(= U-23)の選手たちに発症はなく、観察期間が完了したため、ビノーボでのトレーニングを再開したと発表いたしました。
ユベントス・Bチームは現地2月23日(日)に 2019/20 セリエC第27節でピアネーゼと対戦。この際、対戦相手に新型コロナウイルスに感染していたことが後に発覚する選手がいたことで「経過観察」の対象となっていました。
Bチームは練習場所がトップチームと同じコンティナッサだったのですが、それが旧・練習場のビノーボに変更。Bチームの選手は “自主的な” 隔離の対象となり、潜伏期間とされる14日間の様子を見ることになっていました。
ピアネーゼ戦から2週間が経過した3月8日になっても症状を訴える選手がいなかったため、Bチームは再始動をツイッター上で宣言。ビノーボでチームとしての調整を開始しています。
クラブが公式サイト上で写真も掲載していることから、チームへの影響は限定的と言えるでしょう。
ただ、イタリアは新型コロナウイルスが猛威を振るっているため、コンテ首相が「4月3日まで国内スポーツイベントの中止」を命じる首相令に署名しました。そのため、公式戦の日程が再び流動的な状況になりました。
セリエの場合は「昇格」と「降格」が関係してくるため、安易に中止を決定すると大揉めになるのは目に見えています。(それとは別に「チャンピオンズリーグの出場権をどうするのか」という問題にも否が応でも直面する)
経済に関わるビジネスを長く止めるほど、大きなダメージを受けることになります。どのあたりで「ビジネスとの折り合い」を付けることになるのかに注目です。