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イタリア・サッカー連盟、国内リーグ戦を4月3日まで中断すると発表

 イタリア・サッカー連盟(FIGC)は公式サイト上で「4月3日まで国内リーグ戦を開催しない」と発表いたしました。なお、今後の日程は3月23日に予定されている評議会で方向性が決定する予定とのことです。

画像:FIGC
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 現地3月10日(火)に行われた電話による臨時評議会で『3月9日の首相令』に基づき、「イタリア全土で開催予定だった4月3日までの全試合の中止」が確認されました。

 なお、セリエAに関しては全日程の消化を念頭に「5月31日までの利用可能な日程をすべて活用すること」がグラビーナ会長から提案されたとのこと。新日程については3月23日に予定されている評議会で結論が出されることになるでしょう。

 

 ただ、現実的に全日程を消化することは難しい状況にあります。この場合はスクデット・UEFA のコンペティションへの出場権・降格を何らかの形で決める必要が生じます。現状は以下の提案内容を審議する方向とのことです。

  1. ノーコンテスト
    • スクデット: 対象チームなし
    • UEFA CL/EL: FIGC が参加チームを指名
  2. 消化できた分までの順位を基に決定
  3. プレーオフおよびプレーアウトの実施
    • スクデット: (4チーム?の)プレーオフで決定
    • 降格チーム: (4チーム?の)プレーアウトで決定

 現状で「ノーコンテスト」は可能性は少ないでしょう。ただし、イタリア国内で新型コロナウイルスの猛威が収束しない場合は「シーズン打ち切り(= ノーコンテスト)」になる場合は十分にあり得ることです。

 現実的な落とし所は「プレーオフおよびプレーアウトの実施」でしょう。

 先にプレーオフの日程と形式を決定しておき、リーグ戦はプレーオフ実施まで可能な限り消化して暫定順位を決定。暫定順位でプレーオフ進出チームを選び、スクデットや UEFA CL/EL 出場チームをピッチ上で決める形です。

 

 もしプレーオフ開始日を迎えてもサッカーができる環境にないなら、「シーズン打ち切り」とすべきです。どのような決断が下されることになるのかに注目です。