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アル・ドゥハイル、ハン・グァンソンの獲得を公式発表

 カタールのアル・ドゥハイルは公式サイト上でユベントスから北朝鮮代表 FW ハン・グァンソン選手を獲得したと発表いたしました。なお、ユベントス側からの公式発表等は現時点ではありません。

画像:アル・ドゥハイルに加入したハン・グァンソン
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 ハン選手は1998年9月生まれの21歳。2019年夏にカリアリから「買取義務付きの2年間のローン移籍」でカリアリからユベントスに加入していました。

 加入が決定した際に「トップチームでのプレー」を煽る日本のサッカーメディアもありましたが、これは選手の実績を無視した報道だったと言えるでしょう。

 ハン選手の(イタリアでの)ピークは2017年で、ユベントス行きが最初に報じられた2018年1月以降は伸び悩んでいたからです。(オルソリーニ選手やケーン選手よりも実績で劣る選手にチャンスが訪れるとは考えられないため)

 

 結果として、ハン選手は半年でユベントス(・Bチーム)から去ることになりました。3部に該当するセリエCで17試合2アシストの FW ですから、積極的に引き止めるメリットはありません。

 また、昨年12月には「北朝鮮からの労働者派遣を禁じる国連制裁」が本格稼働したため、ハン選手が “北朝鮮からの国外派遣労働者” の条件に合致してしまうとユベントスが制裁を受けるリスクもありました。

 ですから、このような複合的な理由から放出に踏み切ったのでしょう。ユベントスはハン選手の保有権を前倒しで買い取り、それをアル・ドゥハイルにほぼ同額で転売したことが濃厚です。

 金額としては誤差の範囲内であるため、移籍は1月の移籍市場が終了してからの一括発表の際に含まれることになると思われます。