『ジャンルカ・ディ・マルツィオ.com』によりますと、ユベントス・Bチームに所属する北朝鮮代表 FW ハン・グァンソン選手がカタールのアル・ドゥハイルに移籍するためのメディカルチェックを受けているとのことです。
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ハン選手は1998年11月生まれの21歳。カリアリで頭角を現わし、2017/18 シーズン前半戦に期限付き移籍していたペルージャ(= セリエB)で大きなインパクトを残しました。
ただ、2018年1月の移籍市場でカリアリがユベントスへの売却に失敗。その後は燻り続けた状態が続き、今季開幕前にカリアリからユベントスに「買取義務付きの2年ローン」で加入し、Bチーム(= U-23)でプレーしていました。
リーグ戦では0得点2アシストと結果が残せておらず、攻撃陣は U-21 ポルトガル代表のモタ・カルバーリョ選手が結果を残していましたから、新天地を求めたとしても不思議ではありません。だから、移籍報道が出ることになったのでしょう。
移籍先として名前が出ているのはマンジュキッチ選手が今冬に加入したカタールのアル・ドゥハイルです。
ACL に出場するチームの外国籍選手の出場枠は『外国籍:3、アジア籍:1』です。アル・ドゥハイルは中島翔哉選手(現ポルト)が退団した後に『アジア籍』を持つ外国人選手は獲得していなかったはずですから、ハン選手を獲得したとしても不思議ではないでしょう。
「選手の又貸し」は禁止されていますから、ユベントスは「買い取った上で売却」か「契約解除」が必要となります。ハン・グァンソン選手の去就がどうなるのかに注目です。