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【移籍のウワサ】 ユベントスがパルマに所属するクルゼフスキの強奪に成功?

 スカイ・イタリア』によりますと、ユベントスがパルマに所属するデヤン・クルゼフスキ選手の獲得でインテルを出し抜いたとのことです。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』も同様に報じていますが、公式発表を待つ必要があるでしょう。

画像:注目銘柄となっているパルマのクルゼフスキ
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 北マケドニアにルーツを持つクルゼフスキ選手は2000年生まれの19歳。スウェーデンの国籍も持ち、今季はパルマで主に右ウイングとしてプレーし、前半戦だけで4得点7アシストの記録を残しています。

 そのため、クルゼフスキ選手にはユベントスやインテルが興味を示していたのですが、厄介なのは「期限付き移籍でパルマに加入している」ということでしょう。なぜなら、獲得するには保有元であるアタランタと交渉する必要があるからです。

 アタランタはチャンピオンズリーグを戦っていますから、クルゼフスキ選手を安価で手放す理由はありません。したがって、インテルが移籍金に躊躇する間にユベントスが “札束攻勢” で強奪に成功した構図と言えるでしょう。

 

 イタリアメディアが報じた情報では「移籍金3500万ユーロ+ボーナス900万ユーロ」となっています。選手の年俸はゴネていないようですから、4000万ユーロを求めるアタランタがこのオファーを受け入れるかが鍵となります。

 クルゼフスキ選手の獲得が決まったとしても、1月に加入するかは不透明です。なぜなら、ユベントスの FW 陣は余剰人員が発生しているため、登録枠の空きがないからです。

 そのため、1月はクルゼフスキ選手の保有権がアタランタからユベントスに移り、選手はパルマに期限付き移籍で今季終了時まで残留。ユベントスに合流するのは2020年夏が最も有力なシナリオと考えられます。

 

 もちろん、移籍交渉は “水物” ですから、最終的なサインが行われるまでは何が起きるかは分かりません。仮にクルゼフスキ選手を獲得するのであれば、キエーザ選手(フィオレンティーナ)の獲得は諦めることになるでしょう。

 若返りを進める必要があるユベントスの FW 陣をフロント陣がどのように刷新するのかに注目です。