2019/20 セリエC第14節が行われ、ホームでピストイエーゼと対戦したユベントス・Bチーム(= U23)は 0-2 で敗れ、勝点を20から伸ばすことはできませんでした。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 22: ロリア(→ 1' st. 1: ノッキ) |
DF | 2: ローザ(→ 1' st. 18: ディ・パルド) 33: デッリ・カッリ 3: コッコロ 20: ベルアット |
MF | 5: ムラトーレ(→ 30' st. 8: ポルタノーバ) 15: I・トゥレ 27: ハン・グァンソン(→ 11' st. 7: ラニーニ) 10: ベルトラーメ (C) 11: オリビエリ(→ 17' st. 19: ラフィア) |
FW | 9: モタ |
ペッキア監督は 4-2-3-1 を選択。ミッドウィークに行われたカップ戦のアレッサンドリア戦からは7選手、リーグ戦の前節ジャナ・エルミニーオ戦からは3選手を入れ替えた布陣で試合に臨みます。
最初にチャンスを得たのはピストイエーゼ。5分に縦パスに反応したグッチがコッコロと入れ替わってシュートを放つが、GK ロリアが身体に当ててシュートを防ぐ。
対するユベントスは14分に左サイドの角度の少ない場所で獲得した FK をベルトラーメが狙うも、相手 GK ピッセーリが CK に逃れ、こちらもゴールを許さない。
スコアが動いたのは28分。ピストイエーゼは右 CK を中央に入れるも、これはユベントス守備陣に弾き返される。しかし、クリアボールを回収したジャマスが左足でミドルシュートを決め、アウェイチームが先制に成功する。
すると45分にユベントスはクロスボールの対応を誤ったローザ選手がエリア内でハンドをしてしまい、ピストイエーゼに PK を献上してしまう。これをスティエポビッチがゴール右上に決め、ピストイエーゼが2点のリードを持って前半を終える。
ビハインドを背負ったユベントスは65分にゴール正面やや右で得た FK からベルアットが狙うも、GK ピッセーリの牙城を破ることはできず。
ユベントスはこの後も積極的に攻め立てるも肝心のシュートは枠を捉えず。結局、試合は 0-2 のままで終了。前半の2失点が尾を引き、ピストイエーゼに軍配が上がった。
なお、ペッキア監督は試合後に次のようにコメントしています。
ファビオ・ペッキア監督:
「私達はもっと明確なプレーをすることができたでしょう。ですが、私はいずれにせよ称賛しなければなりません。なぜなら、選手たちは20日間に渡ってハイペースを維持してくれたからです。
今日の結果はこの旅路でフィジカルとメンタルのエネルギーを使い切ってしまっていたからでしょう。少しの中断期間がありますし、その後は最高の形で出発できるでしょう」
ピストイエーゼ戦の内容は低調で、相手に押され続けた試合でした。とは言え、10月の国際Aマッチデー明けの公式戦は4勝2分1敗ですから、ペッキア監督の分析は的確と言えるはずです。
したがって、今節の反省点を次戦に活かすことができれば問題はないと言えるでしょう。
ユベントス・Bチームの次節はセリエC第15節アレッサンドリア戦の予定でしたが、12月4日に延期となりました。そのため、11月24日に行われる第16節ゴッツァーノ戦がBチームの次戦になります。
トップチームなどと同様に代表戦ウィークによる中断期間を活かすことができるのかに注目です。