『スカイ・イタリア』によりますと、マンチェスター・ユナイテッドがマンジュキッチ選手の獲得に関心を示しているとのことです。サッリ監督が評価するタイプの FW ではないため、移籍が実現する可能性はあると言えるでしょう。
マンジュキッチ選手は1986年5月生まれの33歳。ペナルティー・エリア内で得点力を発揮する “古典的な CF” で、ポゼッションなど組み立てに加わることを求めるサッリ監督のスタイルとは合致しないと目されています。
ユベントスとマンジュキッチ選手の現行契約は2021年までです。移籍金が支払われるのであれば、ユベントスが選手の放出に戸惑うことはないと言えるでしょう。
移籍先として名前が出たマンチェスター・ユナイテッドですが、ルカク選手にユベントス行きの噂があります。ただ、マンジュキッチ選手の移籍はルカク選手とは「別枠」として扱われるとのこと。
とは言え、ルカク選手が移籍した場合の “後任” として、マンジュキッチ選手がリストアップされていることが実情だと考えられます。
ユナイテッドの前線はリンガード、ラッシュフォード、マルシャルの3選手が基本になるでしょう。しかし、プレミアリーグの過密日程を乗り切るには “軽量級” の3選手だけでは選手層に不安が残ります。
そのため、 “古典的な CF” であるマンジュキッチ選手も戦力に加えておこうとする判断は合理的なものと言えるはずです。
ユベントスはマンジュキッチ選手の移籍金として 1000〜1500 万ユーロを要求していると報じられていますが、これはユナイテッドが難なく出せる額です。マンジュキッチ選手の去就もどのような結末を迎えるのかに注目です。