ユベントスが公式サイト上で 2018/19 シーズンの年間チケット販売に対するアナウンスを行ったのですが、価格が平均で3割増になっていることから、ネットなどで炎上が起きる事態となっています。
主な年間シート席の価格は下表のとおりです。
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新規 | 更新 | |||
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17/18 | 18/19 | 17/18 | 18/19 | |
南スタンド (1F, 2F) |
540 | 650 (+20.4%) |
495 | 595 (+20.2%) |
東スタンド (1F中央) |
1,795 | 2,370 (+32.0%) |
1,555 | 2,055 (+32.2%) |
東スタンド (2F外側) |
760 | 1,000 (31.6%) |
705 | 925 (31.2%) |
西スタンド (2F席) |
890 | 1,150 (29.2%) |
795 | 1,030 (29.6%) |
ユベントスのティフォージが陣取る南スタンド(=クルバ・スッド)の値上げ幅は前年比 20%。バックスタンドがある東側スタンドは前年比 30% 超の値上げとなっています。
その結果、新規購入・更新のどちらにおいてもチケット価格は約 30% の値上げになり、ファンの不満が露わになりました。昨年も 10% の値上げを行いましたが、今年はその3倍であり、批判が起きるのは当然と言えるでしょう。
2015/16 シーズンから3年連続でチケット価格が平均で 10% 弱の値上がりをし、今季は 30% の値上げとなりました。そろそろ、スタジアムの収容可能人数を増やすために改築を検討しなければならない時期に差し掛かっているはずです。
ユベントスの本拠地であるアリアンツ・スタジアムの収容可能観客数は41500人。デッレ・アルピ時代は約67000人でしたから、3階席を建設するための動きを本格化させる意味はあると言えるでしょう。
チケットが “プラチナ化” してしまうと、新規ファンがスタジアム観戦をするハードルが極端に高くなってしまいます。このような事態はなるべく避けるべきものであり、ユベントスの経営陣がどのような判断を下すのかに注目です。