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ユベントス、2022/23 シーズンのシーズンチケット販売をアナウンス

 ユベントスは公式サイト上で 2022/23 シーズン用の年間チケットを6月13日から販売すると発表いたしました。スタジアムの観客動員への制限が解除されたサインと言えるでしょう。

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 ユベントスは自前スタジアムを有しているため、チケット収入が経営面での重要な収入源になっています。ただ、新型コロナ影響でスタジアム収容可能人数に制限が設けられたことで収益が悪化していました。

 上限が撤廃されたことは売上高への影響を少なくなると期待されます。

 

 その一方で「ユベントスの年間チケットはインテルやミランと比較すると高すぎる」との批判が(イタリアでは)起きています。しかし、価格は “市場” で付けられたもので批判が説得力を持つことはないでしょう。

 ユベントスの本拠地アリアンツ・スタジアムは収容人数が4万1500人とサン・シーロの約半分です。チケットのプラチナ化はユベントスの方が起きやすく、これがチケット価格が高額になる要因の1つです。

 ロナウド選手の退団によるマイナス要素があることは事実ですが、ウクライナ騒乱を機にインフレが世界中で発生しています。

 インフレは『モノ』の値段が上昇するため、『モノ』であるチケット代が上昇することは避けられません。「ロナウド選手の退団で生じた “マイナス要素” はインフレと言う “ネガティブなプラス要素” で相殺された」と評されるべきでしょう。

 

 ユベントスは「観客がスタジアムに戻って来ること」に加え「(反社との浅からぬ縁があった)ウルトラスをゴール裏から排除したことで(音頭取りが不在となったことで)失われた熱気を取り戻すこと」が来シーズン以降の課題です。

 シーズンチケットの売れ行きとともにスタジアムに “かつての熱気” が戻るのかにも注目です。