2018/19 カンピオナート・プリマベーラ第29節が行われ、アウェイでローマと対戦したユベントス・プリマベーラは前半に2失点を喫し、試合は 2-1 で敗れました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ロリア (C) |
DF | 2: バンデイラ 6: カペッリーニ 5: ブラセンコ 3: アンツォリン |
MF | 4: フランコフォンテ(→ 1' st. 21: モンジアーロ) 8: ニコルッシ 11: ポルタノーバ(→ 23' st. 22: マルコビッチ) |
FW | 7: フレデリクセン(→ 1' st. 19: セネ) 9: オリビエリ(→ 16' st. 20: ペトレッリ) 10: ファジョーリ(→ 16' st. 23: ペンナー) |
バルディーニ監督は 4-3-3 を選択。GK と DF 陣は前節ジェノア戦と同じ5選手を起用し、中盤ではトップチームに帯同しているニコルッシ選手と不整脈による離脱から回復したファジョーリ選手を久しぶりに起用した布陣で試合を迎えます。
試合は上位に付けるローマが良い形で前半を折り返すことに成功する。29分にペッツェッラ選手のシュートで得点を感じさせていたローマは34分にカペッリーニ選手の縦パスをリッカルディ選手がカット。
ドリブルでエリア内まで侵入したリッカルディ選手が左足を振り抜き、ユベントスのミスを突いたローマが1点を先行する。
これで勢いを得たローマは44分に右サイドを突破したベスイエン選手のクロスをツェラル選手がジャンピングボレーで合わせ、リードを2点に広げて前半を終える。
バルディーニ監督は後半開始と同時にセネ選手とモンジアーロ選手を投入。サイド攻撃を活性化する狙いを強める。
すると、ユベントスは51分に右サイドで FK を獲得。ニコルッシ選手のキックで再開すると、ファジョーリ選手が中央にクロスを供給。これをブラセンコ選手が頭で合わせて1点を返すことに成功する。
この後、ユベントスは勝点を狙って攻勢を強めたが、ペトレッリ選手やセネ選手に惜しい場面はあったもののゴールとはならず。結局、試合はこのまま 2-1 で終了。ローマが勝点3を積み重ねた一方、ユベントスは勝点39のままで足踏みとなった。
なお、バルディーニ監督は試合後に次のようにコメントしています。
フランチェスコ・バルディーニ監督:
「前半に私達は少しインテンシティーと決意を失っている状態でした。後半については別の面を見せることができました。両チームともにクオリティーが高かったですし、良い試合だったと思います。
プレーオフ進出のチャンスがまだ残っているのかは待たなければなりません。誇りを持って戦う試合がまだ残っていますし、それから再スタートについて考えるでしょう。私達は2001年生まれの素晴らしい選手層を持っているからです。
私達はシーズンの重要な部分を作りましたし、来年は上手くやりたいとの欲求を持って再スタートするでしょう。1年の経験がありますし、セカンドチームのダイナミックさも経験として加わっています。
今季はチームからトップチームにデビューした選手が2人も現れたことに満足しています。それから、ファジョーリの復帰も喜ばしいことです」
ユベントス・プリマベーラは勝点を39から積み重ねることができなかったため、プレーオフ圏内の6位に付けるキエーボ(勝点42)が今節を含めた残り2試合を2連敗することが必要条件となりました。
キエーボの対戦相手が今節は最下位ウディネーゼです。そのため、ユベントス・プリマベーラがプレーオフ圏内にまで浮上することはかなり厳しくなったと言えるでしょう。
プリマベーラの次戦は5月25日(日)に開催予定のカンピオナート第30節ナポリ戦です。リーグ戦の最終節を有終の美で終えることができるのかに注目です。