ポルトガルのスポルティングは公式サイト上でユベントスからステファノ・ストゥラーロ選手を期限付き移籍で獲得したと発表いたしました。
スポルティングのプレスリリースは以下のとおりです。
スポルティング・クラブ・デ・ポルトガルはユベントス・フットボールクラブと選手ステファノ・ストゥラーロのローンで合意に達しました。
スポルティングの医療部門が実施した検査で選手は2ヶ月を要する負傷からの回復段階であることが確認されました。両クラブはユベントスが費用を持つ形で選手がトリノで治療の最終段階を実施した後、リスボンに合流して調整を行うことで合意しております。
リスボン、2018年8月11日
スポルティングSAD取締役会
ストゥラーロ選手の新天地がクリスティアーノ・ロナウド選手の古巣であるスポルティングに決定しました。
ただ、プレシーズンツアーを欠席する要因となった(と思われる)負傷が癒えておらず、トリノで回復に努めるという珍しい形態で移籍が成立しています。
大会名 | 試 | 得点 | 時間 | |
---|---|---|---|---|
2016/17 (ユベントス) |
セリエA | 21 (12) | (2) | 1034' |
UEFA CL | 4 (1) | (1) | 139' | |
イタリア杯 | 2 (1) | (1) | 130' | |
スーパー杯 | 1 (1) | 0 | 79' | |
合計 | 28 (15) | (4) | 1382' | |
2017/18 (ユベントス) |
セリエA | 12 (7) | 0 | 614' |
UEFA CL | 5 (2) | 0 | 234' | |
イタリア杯 | 2 (2) | 0 | 135' | |
合計 | 19 (11) | 0 | 983' |
ストゥラーロ選手は「ユーティリティー・プレーヤー」という形でアッレグリ監督から重宝されていましたが、本職である中盤 MF では信頼を獲得し切れないという状況でした。
フィジカルとテクニックを上手く両立させる選手が多いポルトガルで成長することが今季の目標となるでしょう。そのためには負傷から回復し、怪我なくシーズンを過ごすことが条件になります。
なお、現時点でユベントス側からストゥラーロ選手の移籍に対する公式発表はありません。
買取オプションについての言及もないことから、シンプルな期限付き移籍になっているものと予想されます。スポルティングが “ダメもと” で獲得したような評価をストゥラーロ選手がプレーで覆すことができるのかに注目です。
追記(2018年8月12日19時):
ユベントスも公式サイト上でストゥラーロ選手のスポルティングへの期限付き移籍を発表いたしました。こちらは感謝を述べる言葉が中心で、プレスリリースやオプションなど移籍形態に関する言及はありませんでした。