センターバックの高齢化で若返りが必要となっているユベントスがクリスティアン・ロメロ選手を獲得するため、所属先のジェノアとコンタクトを取る見通しだと『トゥット・スポルト』が報じています。

アルゼンチン・コルドバ出身のロメロ選手は1998年4月生まれの20歳。コルドバに本拠地を置くベルグラーノから2018年夏にジェノアに加入した CB です。
大会名 | 試 | 得点 | 時間 | |
---|---|---|---|---|
ジェノア (出場時間率:49.5%) |
セリエA | 11 (11) | 1 (1) | 950' |
全試合 | 21 | ー | 1920' |
出場時間率が 50% ほどなのは9月末までトップチームに合流できていなかったためです。セリエAでのデビュー戦は10月20日に行われた第9節ユベントス戦で、その後はレギュラーの立場を確保して前半戦を終えています。
なお、ジェノアのペリネッティ GD によう評価は「若い頃のカンナバーロ」と言うものであり、移籍金として 2000〜2500 万ユーロを要求していると報じられています。
ユベントスとしてはバルザーリ選手(37)の引退が近づいている上、ベナティア選手(31)が夏に新天地を求めて退団することが既定路線となっています。そのため、ロメロ選手のような CB の若手有望株に触手を伸ばしているところだと言えるでしょう。
ちなみに、ユベントスとジェノアでの選手の移籍は頻繁に行われており、交渉がまとまる可能性は十分にあります。
- 2018年夏:
- GEN → JUV:ペリン選手が完全移籍
- JUV → GEN:ファビッリ選手が買取オプションの付随した期限付き移籍
- 移籍の噂:
- GEN → JUV:ロメロ選手の移籍
- JUV → GEN:ストゥラーロ選手の移籍(= スポルティングへのローン打ち切り)
ただ、1月の移籍市場でロメロ選手がユベントスに加入する可能性はほぼゼロでしょう。チームに適応する必要がありますし、プレー時間を与えることが難しいからです。仮に保有権を獲得できたとしても、合流するのは来季からになるでしょう。
獲得候補として、他にもトディボ選手(フランス・トゥールーズ)などの名前が報じられています。ユベントスがどの若手有望株選手に白羽の矢を立てることになるのかに注目です。