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ユベントス、BチームのセリエC(= レガ・プロ)参入を正式発表

 ユベントスは公式サイト上でBチーム(正式名称:ユベントス U-23)が8月25日に開幕するセリエCに参戦することが決定したと発表いたしました。ようやく念願のBチームを手に入れたと言えるでしょう。

画像:Continassa, Torino
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 イタリア・サッカー連盟(FIGC)が現地3日にユベントス・Bチームの参入を認めたことを受け、ユベントスも公式発表を行う流れとなりました。なお、FIGC が発表した資料(PDF)は確認が可能です。

 ただ、2018年8月10日までに “満たすべき項目” があるとの記載があり、最後の詰めが残されている状況と言えるでしょう。

 おそらく、Bチームを率いる指揮官や所属する選手、試合会場の正式決定などが対象項目ではないかと考えられます。これらの項目はいずれも『内定』の状態であると思われるため、正式契約を締結することでチームとして骨格を明確にすることが求められているからでしょう。

 

 なお、Bチームに課される制約は下表のとおりです。

Bチーム
(2018/19)
  • セリエCのリーグ戦に参戦
  • セリエBへの昇格は可能だが、トップチームと同じまたは上のカテゴリには属せない
  • トップチームの降格でBチームと同じカテゴリに属する場合、Bチームは下位リーグに参加しなければならない
  • BチームがセリエD(※ アマチュアリーグ)に降格した場合、選手権への登録は不可
  • コッパ・イタリア(=TIM杯)の参加資格はないが、コッパ・セリエCには参加可能
選手登録
(2018/19)
  • 登録は23選手まで
  • 1996年1月1日生まれの選手を19名含むこと
  • 16名は FIGC に7年間の登録歴を有すること
  • 上記の資格を満たす選手がトップチームに合流することは常に可能
  • トップチームで5試合に出場すると、Bチームでの出場資格を喪失する

 2018/19 シーズンは1996年1月1日生まれ以降の選手が主力となるため、ユベントスはBチームの正式名称に "U-23" の文言を入れています。

 ちなみに、グロッソ監督の下で(アウデーロ、ポル・リロラ、ロマーニャ、クレメンツァ、ファビッリなどを擁して)好成績を残したプリマベーラは1997年生まれの選手が主力でした。

 おそらく、この年代の選手がBチームの主力になるものと予想されます。

 

 Bチーム(に所属する予定)の選手たちは既にコンティナッサでトレーニングを始めているとのこと。新監督の人選とともに、選手の顔ぶれがどうなっているのかにも注目です。