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Bチーム: 所属選手がJメディカルでの所定の検査を受け、プレーオフおよびカップ戦再開に向けた準備を始める

 ユベントスは公式ツイッター上で「Bチーム(= U-23)に所属する選手がJメディカルを訪れ、近日中に再開される全体練習のために必要な所定のプロトコルを実施した」と発表いたしました。

 これはプレーオフなどの再開を見越した動きとなります。

画像:ユベントス・Bチーム
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 新型コロナウイルスの感染が拡大したイタリアではBチームが参戦するセリエCは「今シーズンの打ち切り」と「昇格チームをリーグ機構が決定」を総会で可決し、FIGC (イタリア・サッカー連盟)からの許可を得ようとしていました。

 ところが、FIGC はセリエCからの提案を否決。「プロリーグは可能な限り再開すべき」との決定を下し、6月8日の評議委員会での承認が目前になっています。

 セリエAとセリエBは「シーズン再開」に前向きですから、「プレーオフも中止」を要求するセリエCの主張は分が悪すぎます。したがって、プレーオフとカップ戦(= コッパ・セリエC)の再開をが有力と言えるでしょう。

 

 ユベントス・Bチームの現状ですが、2019/20 シーズンは第27節を消化した段階で昇格プレーオフ圏内の10位に付けています。未消化試合を抱えるチームが勝点を積み重ねても「Bチームの10位は不変」であり、再開に向けた準備が必要な状況です。

 また、コッパ・セリエCでも決勝戦にまで勝ち進んでおり、これを消化すべき理由もあります。

 こちらは「コッパ・セリエCの勝者は昇格プレーオフの全国シードを得る」という恩恵があり、その関係で「いずれかのグループのプレーオフ出場枠が1つ増える」という副産物もあるからです。

 

 (プレーオフやカップ戦の)再開に向けた準備を進めるBチームで問題が発生しなかったことは朗報です。セリエBへの昇格をかけた道のりが再開した際にむけて良い準備を行うことができるのかに注目です。