ユベントスは公式サイト上で株価急騰に関する適切な情報開示をイタリア証券取引委員会(CONSOB)から要請を受けたことに対する声明を発表いたしました。それだけ、クリスティアーノ・ロナウド選手の加入が与えるインパクトは大きいと言えるでしょう。
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ロナウド選手の獲得報道がメディアで本格的に流れ始めたのは現地7月3日(火)です。3日の終値は 0.68 ユーロでしたが、6日(金)の終値は 0.88 ユーロにまで上昇。約 30% も値を上げました。
「急騰」と呼べる株価の動きであり、イタリア証券取引委員会が「市場に対して、適切な情報開示が必要である」と判断することは当然です。
証券取引委員会からの要請に対し、ユベントスは「移籍市場が終了次第、規則に従った適切な情報開示を行う」と発表しています。この動きは株式市場で一般的な対処ですが、1人の選手が加入する噂が流れただけで株価がここまで大きな影響を受けた(と思われる動きが出た)ことは異例と言えるはずです。
イグアイン選手の加入の加入が電撃的に発表された2016年の夏に株価が大きく上昇するということはありませんでした。ロナウド選手はピッチ外にも大きな影響力を持つ選手と言えるでしょう。
ロナウド選手の去就がどのような形で収束するにせよ、“ピッチ外での影響” はユベントスにも残ることになると思われます。ユベントスにとって良い形の影響が残ることになるのかに注目です。