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ヘーベデス、ユベントスとシャルケの両クラブ間での動きを見守る

 今季シャルケ(ドイツ)からユベントスに期限付き移籍で加入していたヘーベデス選手ですが、買取オプションが行使されるかが不透明な状況となっており、クラブ間の結論を待っている状態だと『スカイ・イタリア』が報じています。

画像:去就が注目されるヘーベデス
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 即戦力の CB としてユベントスに加わったヘーベデス選手ですが、度重なる負傷に見舞われたため、公式戦3試合・248分のプレー時間に終わりました。そのため、買取オプション(費用:1300万ユーロ+ボーナス300万ユーロ)の行使は難しい状況になっています。

  • ユベントス
    • 買取オプション行使の理由なし
    • ベナティア選手のマルセイユ移籍やバルザーリ選手の引退等で “空き” が生じれば、行使の可能性
    • 代替 CB が新たに獲得されていないことが条件
  • シャルケ
    • ヘーベデス選手抜きでリーグ戦2位
    • 来季 CL を戦うため、選手層を厚くする必要あり

 アタランタからカルダーラ選手が復帰しますので、現時点ではヘーベデス選手の買取オプションをユベントスが行使する理由はありません。ただ、CB の枠に “空き” が生じた場合は可能性は残されていると言えるでしょう。

 

 おそらく、ヘーベデス選手はユベントスに残りたいのでしょう。理由は「フラットな状態でポジション争いができるから」だと思われます。

 シャルケの場合はデデスコ監督がヘーベデス選手抜きの状態でリーグ戦を2位で終えました。そのため、シャルケに復帰しても、「控え選手」という待遇になる可能性が高いと考えらえます。

 一方、ユベントスに残留すれば、トレーニングでの内容次第で序列がひっくり返ることは証明済みです。ベナティア選手の立場がシーズン終盤に揺らいだこともあり、「レギュラーの地位を掴める可能性はヘーベデス選手にも十分にある」と言えるからです。

 

 ただ、買取オプションの有効期間内に権利が行使される可能性は低いことが現状でしょう。キエッリーニ選手やバルザーリ選手といった今夏に現行契約が満了する選手と新規契約を締結することに注力する必要があるためです。

 ユベントスの CB が来季どのような編成になっているのかに注目です。