金曜日に 2017/18 カンピオナート・プリマベーラ1の第13節ウディネーゼ戦が行われ、ユベントスはオリビエリ選手の2ゴールで 1-2 で勝利し、リーグ戦2連勝を達成しました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ロリア |
DF | 2: デッリ・カッリ 6: ヴォリャッコ (C) 4: ザナンドレア |
MF | 3: メネギーニ(→ 32' st. : アンツォリン) 7: ディ・パルド(→ 44' st. : メリオ) 5: カリガラ 11: ニコルッシ(→ 18' pt. : カメライ) 8: ムラトーレ |
FW | 9: オリビエリ 10: モンタペルト |
ダル・カント監督は 3-5-1-1 を選択。ムラトーレ選手を左 WB のポジションに置き、ピアツァ選手が担当していたトップ下にはモンタペルト選手を起用する布陣で試合を迎えます。
Che finale in #UdineseJuve! Il gol al 93' di #Caiazza stava per vanificare la doppietta di #Olivieri! I ragazzi di #DalCanto raggiungono il Milan al terzo posto in classifica. Rivediamo quanto è successo 📽️⚽️👇🏻#SiPrimavera pic.twitter.com/gwadkp6Tgh
— Sportitalia (@tvdellosport) 2017年12月15日
アウェイのユベントスは8分、カリガラ選手が右サイドにボールを展開。メレギーニ選手が前方のスペースに送ったボールをディ・パルト選手が走り込んで中央にクロス。これをオリビエリ選手が右足で合わせて先制に成功する。
幸先の良いスタートを切ったユベントスだったが、アクシデントに見舞われる。18分にニコルッシ選手が負傷でプレーが続行できなくなったため、カメライ選手を投入。交代枠を1つ消費することとなる。
それでも、ユベントスは攻勢を維持し、相手ゴールを脅かすシーンを作り続ける。すると、44分にはムラトーレ選手が送ったスルーパスで DF ラインを突破したオリビエリ選手が GK の動きを見て、冷静に流し込む。ユベントスは 0-2 とリードして前半を折り返す。
後半開始直後には両チームに決定機が訪れたものの、両 GK が身体を張った好セーブを披露したこともあり、どちらも得点をあげることはできない。
その後は両チームの守備が機能したこともあり、時間だけが経過し、試合は 0-2 のまま後半アディショナルタイムに突入する。すると、93分にホームのウディネーゼが最後に維持を見せる。
右サイドからクロスを供給すると、ゴール前で混戦が生じる。ユベントス守備陣がエリア内からボールをかき出したものの、クリアが短かったため、待ち受けていたカイアッツァ選手がボレーシュート。これが決まり、ウディネーゼが土壇場で一矢報いることに成功する。
しかし、試合はこのまま 1-2 で終了。オリビエリ選手が前半に決めた2得点を活かしたユベントスがリーグ戦2連勝を達成し、勝点を22に伸ばした。
なお、試合後にダル・カント監督は次のようにコメントしています。
アレッサンドロ・ダル・カント監督:
「私達は試合を穏やかでシンプルな形で終える方法を学ばなければなりません。終わりかけていた試合を再オープンし、事態を複雑にしてしまったからです。
しかし、良いチームを相手に拮抗した試合でしたし、私達はいくつもの得点機を作っていたのです。
マルコ(・ピアツァ)がいた時はクオリティーのレベルを引き上げてくれていたことははっきりしています。選手たちの成長も手助けしてくれました。素晴らしい選手とプレーすることは良い機会なのです。
オリビエリは素晴らしい内容でした。攻撃に深みを与えますし、スピードをどう活かせば相手にトラブルを引き起こせるかを知っているからです。ゴールに近い位置での働きは特筆に値するでしょう」
プリマベーラはオリビエリ選手が CF に起用された第6節から復調し、リーグ戦は6勝1分2敗です。その間、オリビエリ選手は7試合9得点と結果を残しており、攻撃の軸となる選手が固まったと言えるでしょう。
もちろん、ピアツァ選手が攻撃面で大きなクオリティーを提供いていたという側面もあります。そのため、プリマベーラの選手たちで上手く攻撃を機能させられるかが今後の課題となります。
プリマベーラの次節は12月22日に行われるリーグ戦の第14節サンプドリア戦です。年内最終戦を良い状態で締めくくることができるのかに注目です。