2017/18 カンピオナート・プリマベーラ1の第11節でインテルと対戦したユベントスはオリビエリ選手のゴールで先制するも、試合最終盤に追いつかれて 1-1 のドローで終えました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
---|---|
GK | 1: ロリア |
DF | 2: デッリ・カッリ 6: ヴォリャッコ (C) 4: ザナンドレア |
MF | 7: メネギーニ(→ 1' st. 17: カメライ) 11: ディ・パルド 5: カリガラ 8: ニコルッシ(→ 42' st. 21: ムラトーレ) 3: トリパルデッリ |
FW | 9: オリビエリ 10: ピアツァ(→ 43' st. 19: クレノビッチ) |
ダル・カント監督は 3-5-1-1 を選択。前節(第10節)サッスオーロ戦と同じイレブンでインテルとの一戦に臨みます。
試合は1分にピアツァ選手がオープニングシュートを放つ展開で始める。その後はインテルが押し込み、ユベントスがロングボールで前線2選手を走らせるとの構図で時間が推移する。
インテルは26分に FK からロンバルドーニ選手のヘディングシュートがポストをかすめるなど惜しいシーンを作る。36分には左サイドにボールを展開したが、フリーだったローバー選手のシュートは枠を大きく外していまう。
前半は 0-0 で終了。試合の行方は後半に委ねられる。
後半も、ショートパスとサイド攻撃で押し込むインテルをユベントスが耐え続けるという構図が続く。しかし、60分過ぎからはユベントスも惜しいシーンを作り始める。
58分に右サイドを抜け出したピアツァ選手がエリア内の角度のない場所でワンツーのリターンを引き出し、そのまま左足を振り切る。だが、シュートはファーポストをかすめ、ゴールとはならない。
65分にはエリア内でパスを受けたピアツァ選手がシュートを放ったが、これは GK ピッサルド選手がセーブ。続く69分にはピアツァ選手のスルーパスに抜け出したオリビエリ選手がシュートまで持ち込むが、シュートを上に浮かせてしまう。
それでも76分、左サイドでピアツァ選手が落としたボールをトリパルデッリ選手が保持して左サイドを駆け上がる。グラウンダーのクロスにオリビエリが合わせたシュートはファーポストに当たって跳ね返るが、それをオリビエリ選手が押し込んでユベントスがリードを奪う。
対するインテルは83分に右サイドのベリエッティ選手が入れたクロスを走り込んだザニオーロ選手が胸トラップからのシュートでスコアをタイに戻す。トラップ時にボールが腕に当たっているように見えたが、得点は認められた。
追いつかれたユベントスは87分に CK からのカウンターに出ようとしたインテルからボールを奪い、左サイドに展開。クロスを受けたピアツァ選手のシュートはブロックされたものの、こぼれ球がオリビエリ選手の足元へ。しかし、絶好の勝ち越しチャンスにフルパワーで蹴ったシュートを再び枠の上に外してしまう。
結局、試合は 1-1 で終了。ユベントスは勝点1を積み重ねることとなった。
トリノやインテルといったプリマベーラの上位陣と互角に渡り合えたという事実はチーム状況が上向いてきた証拠と言えるはずです。第11節を終えた時点での順位表は次のとおりです。
チーム名 | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 勝点 | 得失 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | アタランタ | 11 | 7 | 3 | 1 | 24 | +17 |
2 | インテル | 11 | 7 | 2 | 2 | 23 | +10 |
3 | ミラン | 11 | 6 | 1 | 4 | 19 | +1 |
4 | トリノ | 10 | 6 | 0 | 4 | 18 | +5 |
7 | ユベントス | 11 | 4 | 4 | 3 | 16 | +2 |
順位も徐々に上げて来ており、何とか食らいつきたいところと言えるでしょう。プリマベーラの次節は12月5日に行われる UEFA ユースリーグ第6節オリンピアコス戦です。
すでにグループ敗退は決まっていますが、良い内容のプレーを見せ、リーグ戦の勢いを継続させることができるかに注目です。