プリマベーラにとっての年内最終戦となるカンピオナート第14節サンプドリア戦が行われ、ユベントスはザナンドレア選手のゴールで 1-0 で勝利しました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ブスティ |
DF | 2: デッリ・カッリ 6: ヴォリャッコ (C) 4: ザナンドレア |
MF | 11: カメライ 7: ディ・パルド 5: カリガラ 8: ムラトーレ 3: トリパルデッリ |
FW | 9: オリビエリ 10: モンタペルト(→ 40' st. 20: ポルタノーバ) |
ダル・カント監督は 3-5-1-1 を選択。今節は中盤にムラトーレ選手が起用され、前線はオリビエリ選手とモンタペルト選手が組む布陣で試合を迎えます。
試合はユベントスがボールを保持して相手陣内に攻め込むも、シュートまでは持ち込めないという展開でスタートする。
ユベントスはオリビエリ選手とモンタペルト選手がチャンスメイクを行い、得点の雰囲気を醸し出す。しかし、エリア内で待つ選手との息が合わず、相手 GK を脅かすまでには至らない。
両チームともに攻撃で決定的な違いを生み出す選手がおらず、0-0 で折り返すかと思われた45分に試合が動く。左サイドで FK を獲得したユベントスはカリガラ選手が GK と DF の間にクロスを入れる。これを走り込んだザナンドレア選手が左足で合わせ、ユベントスが1点をリードして前半を終える。
後半もユベントスは2トップが攻撃を牽引し、サンプドリア・ゴールを脅かす展開が続く。
66分にはモンタペルト選手のドリブル突破から最後はオリビエリ選手のシュートが枠内に飛んだが、GK クラピカス選手が左手一本で CK に逃れ、ユベントスは追加点を手にすることはできない。
攻撃では2点目を決めることができなかったユベントスだったが、守備では90分間集中力を切らさず、クリーンシートを達成。結局、前半終了間際にザナンドレア選手が決めた1点を守りきったユベントスが 1-0 で勝利。年内最終戦を白星で終えた。
なお、ダル・カント監督は試合後、次のようにコメントしています。
アレッサンドロ・ダル・カント監督:
「選手たちが示した偉大な内容に満足しています。私達は毎試合ごとに改善することを考えなければならないのです。今日は良い試合をしました。
ポジティブな結果を残し、自信を手にしたのです。この年代の少年たちの成長は自然なことです。ピアツァは私達と4試合プレーし、選手たちのレベルを引き上げてくれました。なぜなら、良い選手とプレーすることは向上したいという気持ちを強く刺激するからです。
難しいスタートの後、私達は目覚め、ピッチ上で笑顔を取り戻したのです。最初の20分はトラブルにも見舞われましたが、私達はリードを手にし、勝利のために試合をコントロールしたのです」
プリマベーラはスタートに失敗しましたが、挽回に成功し、7勝4分3敗(20得点15失点)の勝点25で2017年を終えました。
2018年の初戦は1月12日に行われるカンピオナート第15節アタランタ戦です。リーグ戦で首位に立つアタランタとのアウェイ戦であり、この試合でどのようなプレーができるかがプリマベーラの試金石となるでしょう。
シーズン後半戦のプリマベーラの戦いぶりに注目です。