カンピオナート・プリマベーラ第2節でジェノアのホームに乗り込んだユベントスはカリガラ選手の FK で先制したものの、後半に追いつかれ、1-1 で引き分けました。

試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: デル・ファベロ |
DF | 2: カメライ 6: ヴォリャッコ (C) 4: ザナンドレア 3: トリパルデッリ |
MF | 8: ポルタノーバ(→ 39' st. 20 : ディ・パルド) 5: トゥレ 7: カリガラ 10: モンタペルト(→ 18' st. 21: ファジオーリ) |
FW | 11: カンポス(→ 15' st. 22: オリビエリ) 9: クレノビッチ |
ダル・カント監督は 4-3-1-2 を継続。トップ下にモンタペルト選手が起用され、カリガラ選手が今季プリマベーラで初先発する陣容でジェノア戦を迎えます。
今季リーグ戦の初勝利を狙うチーム同士の対戦となった一戦は会場に救急車の配備が間に合っておらず、試合開始が約30分ほど遅れるというハプニングでスタートする。
まずは6分にジェノアが抜け出しからチャンスを掴みかけるが、デル・ファベロ選手の対応で決定打とはならない。対するユベントスもカウンターでチャンスを得るものの、ジェノア守備陣に囲まれ、ボール奪取を許してしまう。
ユベントスは30分にジェノア DF がエリア内でハンドをしたものの、主審は PK を宣告せず。逆に、トリパルデッリ選手のパスミスからピンチを招くなど試合のリズムを掴むことができない。
このまま前半終了かと思われた42分にスコアが動く。ゴール正面やや右で得た 30m 弱の FK をカリガラ選手が左足で直接決め、ユベントスが先制する。
後半に入り、攻勢を強めるジェノアはザニマッキア選手が52分と57分に同点にするチャンスを掴んだものの、デル・ファベロ選手の牙城を崩すことはできない。対するユベントスはポルタノーバ選手に追加点の機会が訪れたものの、クロスバーに嫌われ、リードを広げることはできない。
すると、65分に思わぬ形でスコアが動く。左サイドを突破したオプルト選手が中央へクロス。クリアのために戻ったヴォリャッコ選手の右足に当たったボールがファーサイドのポストに当たってゴールに吸い込まれ、ジェノアが同点に追いつくことに成功する。
アンラッキーな形で失点をしたユベントスはジェノアを突き放すことはできず。89分にはカリガラ選手を退場で失い、10人となってします。それでも、92分にオリビエリ選手がゴールへと迫るが、勝ち越すことはできない。
対するジェノアもアルターレ選手が94分に退場。試合は両チームが10人となった上、1-1 で引き分ける痛み分けとなった。
この試合は良い意味でも、悪い意味でもカリガラ選手が主役になってしまいました。流れの中での連携で得点機会を作り出せているとは言えないだけに苦労する試合が続く要因になっています。
チーム名 | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 勝点 | 得失 | |
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1 | フィオレンティーナ | 2 | 2 | 0 | 0 | 6 | +5 |
1 | インテル | 2 | 2 | 0 | 0 | 6 | +5 |
3 | サッスオーロ | 2 | 1 | 1 | 0 | 4 | +4 |
3 | ローマ | 2 | 1 | 1 | 0 | 4 | +1 |
8 | ユベントス | 2 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 |
公式戦での勝利がなく、やや出遅れ気味となっています。プリマベーラの次戦は9月23日のカンピオナート第3節ローマ戦です。
毎シーズン安定した強さを見せるローマをトリノに迎える一戦でどのような試合を見せられるかが注目点になるでしょう。ダル・カント監督がどのようにチームを熟成させていくのかに注目です。