ユベントスは公式サイト上で MF のマリオ・レミナ選手がプレミアリーグのサウサンプトンに完全移籍したことを発表いたしました。
サウサンプトンとの合意事項
トリノ、2017年8月8日 ー ユベントス・フットボールクラブはサウサンプトン FC と選手マリオ・レミナの登録権を3年分割1700万ユーロで売却することで合意に達したことを報告いたします。移籍金は契約期間中の成績に応じて、最大で300万ユーロ増額されるものになっております。
この移籍により、940万ユーロのプラスの経済効果がもたらされることとなります。
レミナ選手は2015年夏に駆け込み補強でマルセイユからユベントスに加入。2シーズン、ユベントスでプレーしました。
大会名 | 試 | 得点 | 時間 | |
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2015/16 (ユベントス) |
セリエA | 10 (7) | 2 | 728' |
イタリア杯 | 2 (1) | 0 | 169' | |
UEFA CL | 1 (0) | 0 | 3' | |
合計 | 13 (8) | 2 | 900' | |
2016/17 (ユベントス) |
セリエA | 18 (8) | 1 (1) | 899' |
イタリア杯 | 2 (0) | 0 | 16' | |
スーペルコッパ | 1 (0) | 0 | 41' | |
UEFA CL | 7 (3) | 0 | 270' | |
合計 | 28 (11) | 1 (1) | 1226' |
加入初年度は膝蓋腱炎(しつがいけんえん)を発症したことで、プレー時間はそれほど伸ばすことはできませんでした。
2年目は自国ガボンで開催されたアフリカ・ネイションズカップに出場。チームが 4-2-3-1 へシステムを激変させた時期でもあり、マルキージオ選手が負傷離脱していたシーズン前半に評価を確立できていなかったため、後半戦の出場機会にはあまり恵まれない状況でした。
新天地となるサウサンプトンですが、ボックス・トゥー・ボックス型のレミナ選手に合うと思われます。走力とフィジカルの強さがありますし、監督から獲得を熱望したということは継続的な出場機会が与えられ、プレーに安定感が出ることが期待できるからです。
短い距離でのリズムの良いパス交換で攻撃の形を作るという点ではケディラ選手以上の能力や連動性を見せていましたので、セインツのチームメイトとの連携がパフォーマンスに大きく影響することでしょう。レミナ選手がイングランドで良い活躍を見せることを期待したいと思います。