『トゥット・スポルト』によりますと、スペインのバレンシアが冬の移籍市場でザザ選手とエルナネス選手の獲得を狙っているとのことです。
ザザ選手は2016年夏からウェストハムに買取オプション付のローン移籍で加入しましたが、公式戦11試合、571分の出場で無得点を精彩を欠き、プレミアリーグでのプレーは半年間で終わる見込みです。
ただ、バレンシアを率いるプランデッリ監督が高く評価しているため、ウェストハムが保有する買取オプションと同じ金額で移籍がまとまることが有力視されている状況となっています。
選手名 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | |
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支 出 |
S.ザザ | € 6m | € 6m | ー |
エルナネス | € 3.6m | € 3.6m | ー | |
+ボーナス200万ユーロ | ||||
合計支出額 | € 9.6m | € 9.6m | ー | |
選手名 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | |
収 入 |
S.ザザ * | € 5m | € 10m * | € 10m * |
※ 買取義務が生じた場合 +ボーナス300万ユーロ |
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合計収入額 | € 5m | € 10m * | € 10m * |
仮に、バレンシアが2000万ユーロでザザ選手を完全移籍で獲得するのであれば、ユベントスにとって悪い取引とは言えないでしょう。また、エルナネス選手にもバレンシア行きの噂があり、2選手がスペインに移籍する可能性もあります。
エルナネス選手はゼニトからヴィツェル選手の移籍が確実視される中、ジェノア(セリエA)行きが最有力と見られて来ました。
移籍先としてジェノアが有力候補に変わりないはずですが、ここに来て、バレンシアも急浮上したと言えるでしょう。なぜなら、MFダニエル・パレホ選手が飲酒、喫煙、監督批判とトップチームから追放する要因となる姿をSNSにアップしていることが発覚したからです。
ダニエル・パレホ選手が担っていた役割をエルナネス選手で代用することも十分に考えられるため、エルナネス選手のバレンシア移籍が急転直下で決定することも十分にあると思われます。
ユベントスとしてはインテルから獲得する際の償却分となる700万ユーロ前後の移籍金が得られるなら、移籍交渉の席に着くことが予想されます。
おそらく、ユベントスの冬のマーケットでの動きは「出場機会の少ない選手を他のチームに完全移籍かオプション付きのローン移籍させること」がメインとなるでしょう。
特に、マンドラゴラ選手やマッティエッロ選手がどのチームに移籍することになるのかに注目する必要がありそうです。