11月6日に行われたカンピオナート・プリマベーラ第7節でベネヴェントと対戦したユベントスは 2-0 で敗れ、今季初黒星を喫することとなりました。
試合に出場したユベントスの選手は以下のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: デル・ファベロ |
DF | 2: センペリーニ(→ 10' st. 20: クレメンツァ) 4: ムラトーレ (C) 6: アンデルセン 3: ベルウアット |
MF | 8: カリガラ 5: ボヴェ 11: ロジェリオ 10: モスティ(→ 30' st. 18: マツェク) |
FW | 9: ゼチリ 7: レリス(→ 17' st. 14: トゥレ) |
グロッソ監督は左SBとして起用してきたロジェリオ選手を左インサイドハーフで起用するボックス型の 4-4-2 (4-3-1-2)を選択し、アウェイのベネヴェント戦を迎えます。
UEFA ユースリーグで決定力不足が露呈したユベントスは勝利を求め、攻撃的な姿勢で試合に入ります。まずは5分、ロジェリオ選手がポストをかすめるシュートを放ち、幸先の良い立ち上がりを見せます。
しかし、徐々にホームのベネヴェントが徐々に盛り返すと、ユベントスの攻撃にズレが生じ、ゴールを脅かすプレーが減少します。すると、良い流れを掴んだベネヴェントが先制に成功します。
38分、ブリグノーラ選手が競ったボールをボルピチェッリ選手が押し込み、ベネヴェントがリード奪います。ユベントスの反撃も及ばず、前半は 1-0 で終えます。
同点に追いつきたいユベントスは54分にゼチリ選手が決定的なシュートを放つも、相手GKがミラクルセーブ。どうしても、ゴールをこじ開けることができない。グロッソ監督はセンペリーニ選手に変え、クレメンツァ選手を投入し、攻勢を強める決断をします。
しかし、その直後の59分にベネヴェントが追加点をあげることに成功。ドンナルンマ選手がエリア手前から放ったシュートが綺麗な弧を描いて、ネットを揺らし、リードを2点とします。
グロッソ監督は攻撃の形を変え、ベネヴェントゴールを狙う姿勢を見せるものの、得点を奪うことはできず。試合はこのまま 2-0 で終了し、ユベントス・プリマベーラは今季リーグ戦での初黒星を喫することとなりました。
なお、第7節を終えた時点での 2016/17 カンピオナート・プリマベーラ、グループBの順位表は以下のとおりです。
チーム名 | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 勝点 | 得失 | |
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1 | トリノ | 7 | 5 | 1 | 1 | 16 | +11 |
2 | ユベントス | 7 | 5 | 1 | 1 | 16 | +10 |
3 | ウディネーゼ | 7 | 4 | 2 | 1 | 14 | +2 |
4 | エンポリ | 7 | 4 | 1 | 2 | 13 | +11 |
5 | バーリ | 7 | 4 | 1 | 2 | 13 | +2 |
下位チームのベネヴェントに取りこぼしたことは痛いことですが、トリノと同じ勝点で並んでいることはポジティブなことです。ただ、決定力不足を露呈することになっていますので、CFで起用された選手が得点できていない現状を “テコ入れ” する必要があると言えるでしょう。
グロッソ監督が成長を求められる世代でもあるユースの選手たちに、どういった形で “結果” を求める采配をするのかにも注目です。