UEFA ユースリーグのプレーオフに臨んだユベントス・プリマベーラでしたが、アヤックスに 2-0 で敗れ、大会から去ることとなりました。
試合に出場した選手は以下のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: アウデーロ |
DF | 2: センペリーニ 5: ヴォリャッコ(→ 30' st. 7: レリス) 6: アンデルセン 13: トリパルデッリ |
MF | 8: カヌーテ 14: トゥレ 4: ムラトーレ 10: クレメンツァ (C)(→ 37' st. 11: モスティ) |
FW | 19: ゼチリ(→ 15' st. 20: マテウス・ペレイラ) 9: モイーズ・ケーン |
グロッソ監督は 4-3-1-2 を採用。U-20 南米選手権に参加しているロジェリオ選手が抜けた穴にはトリパルデッリ選手を起用し、最前線ではケーン選手とゼチリ選手が2トップを組み、アヤックスとの大一番を迎えます。
雨のアムステルダムで行われた一戦は両チームの積極的な面が現れた試合となる。
ユベントスは17分に左サイドで得たFKからケーン選手がヘディングで狙うも、シュートはGKの正面に飛び、セーブされてしまう。対するアヤックスも20分にトゥレ選手にプレスかけてボールを奪い、シーハイス選手がシュートを放つも、こちらはアウデーロ選手がキャッチ。
39分にユベントスはケーン選手が縦パスを落とし、ゼチリ選手が競ったこぼれ球をクレメンツァ選手が右足でシュートを放つも、ポストを直撃してしまい絶好のチャンスを逃してしまう。
すると、前半終了間際の44分にアヤックスが先手を取ることに成功。右サイドからグラウンダーのクロスをヴォリャッコ選手がスライディングでカットするも、クリアボールはエイティング選手の足元へ。
エリア外から放たれたシュートはアウデーロ選手の手が届かないゴール左上に吸い込まれ、ホームのアヤックスが1点のリードを持って前半を折り返す。
流れをつかんだアヤックスは後半開始直後に追加点をあげることに成功する。48分、右サイドの深い位置でのスローインからクロスを入れ、それを走り込んだシーハイス選手が左足で流し込み、リードを2点に広げる。
攻勢を強めるしか選択肢のない状況となったグロッソ監督は攻撃的な選手を入れ、打開を図るものの、均衡を崩すことができず時間だけが経過する。
80分には右サイドを個人で突破したケーン選手がエリア内に侵入しシュートを放つも、GKにセーブされ、得点をあげることはできない。権局、試合はこのまま 2-0 で終了。ユベントス・プリマベーラは UEFA ユースリーグから去ることとなった。
互角の戦いができていただけに、前半終了間際と後半開始直後の失点が重くのしかかることになった試合だったと言えるでしょう。
特に、2失点目はスローインからのリスタートであり、守備の連動性が失われDFの足が止まっていた感が否めないだけに改善の余地が大いに残されている状況です。残されたカンピオナート・プリマベーラのタイトルを取るためにはこの点を修正する必要があると思われます。
プリマベーラの次節は2月11日に行われるカンピオナート・プリマベーラ第17節サッスオーロ戦。アムステルダムでの敗戦を払拭する内容を披露することができるのかに注目です。