ユベントスは公式サイト上でセリエA第12節キエーボ戦に向けた招集メンバー21選手を発表しました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | |
---|---|
GK | 1: ブッフォン、25: ネト、32: アウデーロ |
DF | 4: ベナティア、12: アレックス・サンドロ、15: バルザーリ、19: ボヌッチ、23: ダニ・アウベス、24: ルガーニ、26: リヒトシュタイナー、33: エヴラ |
MF | 5: ピアニッチ、6: ケディラ、8: マルキージオ、11: エルナネス、18: レミナ、27: ストゥラーロ |
FW | 7: クアドラード、9: イグアイン、17: マンジュキッチ、34: モイーズ・ケーン |
負傷離脱中のキエッリーニ、ディバラ、ピアツァの3選手に加え、アサモア選手が遠征メンバーから外れました。
その一方で、コンディションが注目されたボヌッチ選手は招集メンバーに含まれています。しかし、アッレグリ監督が起用については否定的なコメントを前日会見で述べていることから、出場の可能性は低いと言えるでしょう。
【先発予想:3-5-2】
GK: ブッフォン
DF: ベナティア、バルザーリ、ルガーニ
WB: リヒトシュタイナー(クアドラード)、アレックス・サンドロ
MF: ケディラ(レミナ)、エルナネス、ピアニッチ
FW: イグアイン、マンジュキッチ
リヨン戦を 4-3-1-2 でスタートしたユベントスですが、今節は 3-5-2 に戻すことが濃厚です。疲労が蓄積している選手に休養を与えつつ、勝点3を獲得することがキエーボ戦の目標となるでしょう。
キエーボは 4-3-1-2 で戦っており、トップ下で起用されているビルサ選手が攻撃の起点となっています。2トップとのコンビネーションでゴール前に迫る形を得意としており、攻撃スピードを抑えることが守備のポイントとなるでしょう。
ユベントスは直近の公式戦4試合でクリーンシートを達成できていません。キエーボ戦で相手を完封し、代表戦を迎えることができるかが1つの課題です。
一方の攻撃面では「経験豊富なキエーボ守備陣を振り切れるか」が注目ポイントです。ベテラン勢が多いキエーボのDFですから、駆け引き勝負となると、引き出しの数が多い相手にも勝つチャンスが生まれます。
そのため、“個の能力” で差が生まれやすいスペースへの飛び出しやクロスを攻撃に織り交ぜ、1対1などの局面から打開する展開でキエーボのゴールに迫ることができるかが鍵になるでしょう。
「クリーンシートを達成して、勝点3を持ち帰る」という課題に対し、アッレグリ監督がどのように取り組むのか。戦術・采配面にも注目です。