チッタデッラのホームに乗り込んだユベントス・プリマベーラはモイーズ・ケン選手とレリス選手の得点で 1-2 と逃げ切ることに成功し、リーグ2連勝を飾りました。
![得点量産体制に入っているモイーズ・ケン 画像:得点量産体制に入っているモイーズ・ケン](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/abyssus/20160924/20160924181833.jpg)
試合に出場したユベントスの選手は以下のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: デル・ファベロ |
DF | 2: センペリーニ 4: ヴォリャッコ 3: セベリン 6: ベルウアット |
MF | 7: マツェク 5: トゥレ 11: カリガラ(→ 15' st. 18: ボヴェ) |
FW | 8: モスティ(→ 34' st. コッコロ) 9: モイーズ・ケン 10: モルゼッリ(→ 15' st. 19: レリス) |
グロッソ監督は水曜日に UEFA ユースリーグ、ディナモ・ザグレブ戦が控えているため、ターンオーバーを使い 4-3-3 でチッタデッタ戦を迎えます。
試合はユベントスが押し気味に進めます。9分に右サイドからの折り返しをモスティ選手が左足でシュート。しかし、相手DFにブロックされ、ゴールとはなりません。11分にはモイーズ・ケン選手が抜け出し、左足で狙うも、GKがセーブと惜しい展開が続きます。
その後はユベントスが一方的に押し込むハーフコートゲームとなるも、チッタデッラの守備陣が奮闘。枠内シュートはすべてブロックされ続け、前半は 0-0 で終了します。
後半もユベントスが押し込み、チッタデッタが必死の防戦を行う構図が続きます。53分にはプレスをかけたモイーズ・ケン選手がボールを奪い、ドリブル突破からシュートを狙うもポストに嫌われ、均衡を破ることができません。
試合が動いたのは64分。右サイドで獲得したFKをマツェク選手がファーサイドにハイクロスを入れると、モイーズ・ケン選手が打点の高いヘディングで先制ゴールをあげることに成功します。
69分には右サイドを崩し、エリア内に侵入した途中出場のレリス選手が押し込み、リードを2点に広げます。
このまま試合を終えられるかという90分にチッタデッラが意地を見せます。左サイドを抜け出したボルパト選手がセンペリーニ選手に倒され、PKを獲得。これをヴァルニエ選手が左隅に決め、1点差に詰め寄ります。
しかし、反撃もここまで。ユベントスが 1-2 で競り勝ち、カンピオナート・プリマベーラで2連勝を飾りました。
グロッソ監督は試合後、以下のコメントを述べています。
ファビオ・グロッソ監督:
「私達はすばらしいクオリティーを持っていますが、改善もしなければなりません。シーズンは始まったばかりですし、多くの試合が私達を待ち構えています。改善するという点においても、今日の見た内容とは少し異なったことをベースとしなければなりません」
プリマベーラの次戦は9月27日に行われるアウェイのディナモ・ザグレブ戦。才能の宝庫であるクロアチア屈指のチームとの対戦です。
UEFA ユースリーグで決勝トーナメントに進出するために、良い結果を持ち帰れるような試合内容を期待したいと思います。