バルセロナからダニエウ・アウベス選手が加入することが濃厚になるにつれ、右SBでレギュラーのリヒトシュタイナー選手が移籍するのではないかとの報道が盛んになってきました。
去就が注目されるリヒトシュタイナー選手がスペイン fichajes.com のインタビューに対し、次のようにコメントしたと伝えられています。
ステファン・リヒトシュタイナー選手:
「何も問題はありませんし、何が起きるのかを見守るだけです。マーケットのことを考えてはいませんし、ユーロ2016 に集中しています。
プレミアリーグ、リーガエスパニョーラ、ブンデスリーガやリーグ1といった美しいリーグは多数存在します。可能性の扉を閉める気はありませんが、今はユベントスの選手なのです。
PSGはヨーロッパでもベストチームの1つです。彼らから関心を示されているのであれば誇らしいことです。どのポジションでもベストな選手を求めているのですから。しかし、私はユベントスで5年プレーし、上手くいってますよ」
リヒトシュタイナー選手の状況はマスチェラーノ選手(バルセロナ)と似ていると言えるでしょう。
選手が得意とするポジションを補強する必要があるビッグクラブがあり、そのクラブが選手を1本釣りをするだけの動機もあるからです。違いは実際にオファーが提示されたという報道の有無といった点ぐらいです。
PSGはファン・デル・ヴィール選手が退団、オーリエ選手がトラブルメーカーと右SBを入れ替える理由は十分に存在します。また、ナセル・アル・ケライフィ会長が「マンチェスター・シティ戦の敗退は受け入れられない」と監督交代を示唆するコメントを発していることも無視できないでしょう。
後任監督の名前にディエゴ・シメオネ(アトレティコ・マドリード)が出ていますので、急展開する事態は十分にあると思われます。