トリノ・ビノーボで行われたプリマベーラのトリノダービーは1点の先行を許すも、後半に2ゴールをあげたユベントス・プリマベーラが逆転勝ちで試合を終えました。
この試合にグロッソ監督は 4-3-3 を選択し、選手たちをピッチに送り出します。
選手名 | |
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GK | アウデーロ |
DF | リロラ・コソク、ロマーニャ (C)、ブランコ・モレーノ、ザッパ |
MF | カッサータ、マチェク、クレメンツァ |
FW | ポッゼボン('84: モルゼッリ)、ファビッリ、カスタノス('64: ディ・マッシモ、'86: ボヴェ) |
先制に成功したのはアウェイのトリノでした。耐え続けていた37分に PK を獲得し、先制に成功。前半を 0-1 で折り返します。
追いつきたいユベントスは48分にファビッリ選手のゴールで試合を振り出しに戻すことに成功します。
ダービーらしく白熱した一進一退の試合が進んだ87分にユベントスにトラブルが発生。(ハンドで)この試合2枚目のイエローカードを提示されたマチェク選手が退場。残り時間を10人で戦うことを余儀なくされます。
しかし、その2分後、途中投入されていたモルゼッリ選手がエリア内でボールを受け、値千金の決勝ゴール。この得点を最後まで守り切り、2-1 での逆転勝ちとなりました。
なお、グロッソ監督は次のようなコメントを試合後に残しています。
ファビオ・グロッソ監督:
「私達は勝利したかったですし、主役のように振る舞えました。
前半終了間際はおそらくテンションが少し足りなかったのでしょう。しかし、私は幸せですと言えますし、試合においてフィールド上の支配者であり、このチームはすばらしいクォリティを持っていることを示しました。
すばらしいダービーでしたし、両チームを称賛すべきです。
スクデット・プリマベーラの本命?その過程のスタート地点に立ったに過ぎません。私達にはすばらしいクォリティを持った選手がいますし、彼らにはすばらしい未来があると信じています。
これが唯一の目標であり、成長し続けることです」
ちなみに、試合に勝利したプリマベーラチームの様子はキャプテンのフィリッポ・ロマーニャ選手のツイッターから知ることができます。
Se il motto della Juve è: "Fino Alla Fine" un motivo ci sarà.... TORINO È BIANCONERA ⚪️⚫️ pic.twitter.com/Yz4Vw3Mm2z
— filippo romagna (@RomagnaFilippo) 2016, 1月 23
"Fino Alla Fine" を実現できたことは大きく評価されます。トップチームもそのメンタリティを見せることが今晩の試合でも期待されると言えるでしょう。