マペイ・スタジアムで行われたカンピオナート・プリマベーラの準決勝ユベントス対トリノの一戦はポッゼボン選手のゴールでユベントスが 1-0 で競り勝ち、ローマの待つ決勝へと駒を進めました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: アウデーロ |
DF | 21: リロラ・コソク、19: ロマーニャ(C)、6: ブランコ・モレーノ、3: ザッパ |
MF | 7: マツェク、14: トゥレ、22: カッサータ、8: カスタノス(85' 15: ディディバ) |
FW | 24: ポッゼボン(77' 11: バダラ)、9: ファビッリ |
グロッソ監督は準々決勝のエンポリ戦と同じ 4-3-1-2 を選択。アンカーの位置にエンポリ戦の後半で良い内容を見せたトゥレ選手が先発のポジションを掴んだ以外は同じメンバーが名を連ね、トリノとのダービーマッチを迎えます。
最初にチャンスを迎えたのはユベントス。12分にロマーニャ選手からのロングフィードをファビッリ選手が頭で狙うも、このシュートは枠の外へ。
続く14分にはリロラ・コソク選手のクロスに反応したポッゼボン選手がヘディングシュートを放つも、これは強く叩きすぎてクロスバーを越えてしまう。それでも、ユベントスはこの勢いを活かし、先制することに成功する。
25分、ブランコ・モレーノ選手からのロングフィードがボックス右隅に侵入したマツェク選手の足元まで届く。タイミング良く飛び出してきたリロラ・コソク選手がボールを受け、ゴールライン寸前から折り返しをGKが弾いてコースを変えるも、ポッゼボン選手が素早く反応し、ユベントスがリードを奪う。
後半は同点に追いつきたいトリノがDFラインを高く設定したため、センターラインを挟んでの攻防シーンが増え、ユベントスは相手のミスを突き、カウンターから追加点を狙う展開が続きます。
しかし、トリノは焦りからフィニッシュの手前で精度を欠き、逆にユベントスはフィニッシュの部分で精度が少し足りなかったこともあり、両チームともにスコアを動かすことができず、試合は前半にポッゼボン選手が決めたゴールを守り切ったユベントスが 1-0 で勝利する結果となりました。
決勝に駒を進めることになったユベントス・プリマベーラは現地6月4日(土)20:30 から準決勝と同じマペイ・スタジアムでインテルをPK戦の末に下したローマとタイトルを賭けて争うこととなります。
ヴィアレッジョ・カップ、コッパ・イタリア・プリマベーラに続き、決勝の舞台を戦うことは今シーズン3度目です。最後の大一番を最高の形で締めくくることができるようにベストを尽くして欲しいと思います。