ユベントスの DF リヒトシュタイナー選手が『メディアセット』のインタビューに応じた内容が『トゥット・スポルト』で取り上げられていましたので紹介します。
ステファン・リヒトシュタイナー選手:
「スクデット?誰が勝ち取ることになるのかは最後まで分からないだろうと見ています。ですが、私達はそれが私達になることを望んでいます。
2015年は望んでいたよりも少し成功したシーズンでした。チームは強く、私達には高いレベルで何年もプレーした選手がいたからです。
(決勝のバルサ戦で)モラタのゴール後、私達は正しいプレーをしました。彼らは私達にペナルティーを与えるような状況に陥りましたし、より上手く打てたであろうシュートも2本ありました。もし、リードを奪えていれば別の試合となっていたでしょう。
私達は今年再び挑戦します。バルセロナに敗れたことで大きな失望感が残りました。すべてを犠牲にしても勝ちたかったですし、過去最高のチームを相手のあと少しのところまで迫ったからです。
(バイエルンと以前対戦した)3年前と比較すると変わった部分もありますが、今それを言及することは難しいです。彼らは強く、すばらしいコーチが率いています。
チャレンジングなことですし、私達と重要な時間を過ごした(アルトゥーロ・)ビダルや(キングスレー・)コマンと再会できるのは嬉しいことです。2人とも偉大な選手ですし、特にアルトゥーロはスクデット獲得の大きな立役者でした。
現在ではポグバやマルキージオを始め、ボールを持てる選手はいます。ですが、アンドレア(・ピルロ)の代わりとなる選手がいないことは確かです。彼は多くを与えてくれるチャンピオンでしたし、他のチームメイトたちと同様に私も彼が退団したことを寂しく思っています。
(テベスとディバラに対する)その比較はあまり好きではありません。
テベスは何年にも渡り、タイトルを勝ち取ってきましたし、そして自らの道を作って来た真のチャンピオンです。ディバラは力強い存在になれるでしょうが、20歳と30歳の選手を比べることはできません。今後10年でどう成長するかを見守るべきでしょう。
(シーズン序盤は)いい試合内容だったにも関わらず、トラブルに見舞われました。私達は得点をすることができず、相手には最初のチャンスを得点に結びつけられていたからです。サッスオーロ戦後にも触れましたが、チームは強いですし、私達がこのレベルに戻ったことは私にとっては驚きではありません。
(良性の不整脈で手術を受け戦線を離れていた時は)ピッチに戻りたいと思っていた時間が続きました。最初は正直に言って何が問題なのか分からなかったですし、そのことばかり考えていました。
最後にはすべてが上手く進み、ピッチに立ち、チームメイトたちと大事な試合を戦えたことは喜びでした」