NO JUVE, NO LIFE!!

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エヴラ:「まだユベントスじゃない、本物ならスクデットを勝ち取る」

 2016年に向けたトレーニングが再開されたことで、各メディアに選手たちの新年の抱負が掲載されています。『スカイ』にエヴラ選手のインタビュー記事がありましたので、その内容を紹介します。

画像:パトリス・エヴラ
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パトリス・エヴラ選手
「サッスオーロ戦後に私達はミーティングの場を設け、言う必要のあることについて述べました。

 最後にはこのクラブでプレーすることの重要性、そしてこのシャツへのリスペクトすることへの重要性を話し合いました。心理的な問題だったと私は思います。

 心理的な部分で問題が生じていたのです。私達は何が間違っているのかを述べるべきだったのですが、不満を溜め込む代わりにチームメイトを犠牲にすることになっていました。

 最終的には私達は同じ方向を向くことになったと思います。問題は(批判の対象となった)新加入の選手やベテラン選手によるものではありません。私達は共に過ごす家族として再構築されたのです。

 

 今現在、私達はシーズン開始前に私達が望んでいた方向に進んでいます。ユーヴェでプレーする時、シーズン開始時の目標は数多くのタイトルとトロフィーを勝ち取ることだと私は常に信じてきました。

 インタビューされた際に私はそのことを常にコメントしています。おそらく何名かは笑ったでしょうが、私は依然として信じています。

 私はチームメイトを信じていますし、このクラブも信じています。私達は偉大なことを成し遂げられるとも思っています。

 

 ですが、忘れてはならないのです。私達がまだユーヴェではないことを。なぜなら、本物のユーヴェはスクデットを勝ち取れるからです。私達がそのことを話せるようになるのは最後になってからでしょう。

 当初は私達が良いスタートをできなかったのは普通のことだと人々は話していたことでしょう。しかし、その人々は私達がスクデット本命だと言っているのです。

 目標は同じですが、私達はまだ何も成し遂げていません

 私達と他のチームとを常に比較していますが、他のチームにもスクデットを獲得することは可能です。ですが、私が対戦したチームの一員であれば、最も危険なチームはユベントスと言うでしょう。

 

 チームメイトにはいつも言うでしょうね。昨年、私がここに来て、ドルトムント戦後に “ファイナルに行くぞ” と言ったら、人々が笑っていたと。

 イタリアチームの組織化には本当に畏敬の念を抱きます。組織を上手く機能させることで、チャンピオンズリーグ決勝でのバルセロナのような最高のチームを相手にした時でも、私達は勝利から遠く離れていたことはありませんでした。

 ユーヴェは打ち破ることが難しいチームです。私はラウンド16でユベントスと対戦するバイエルンが簡単に勝ち抜けを決めれるとは思っていませんよ。

 

 私は毎試合プレーすることが好きな選手ですから、ローテーションは好みません。ですが、アレックス・サンドロはシーズン序盤と比べると上手くプレーしていますし、彼にはいくつかのアドバイスも行っています。

 最も大事なことは結果なのですから、私は幸せです。それに私達は新加入の選手達を成長させなければなりませんから。私はユベントスの将来というよりは、チームの現在という立場です。ですから、私は落ち着きを持って共に働く必要があるのです。

 すべての試合にプレーしたいとは言いましたが、(サー・アレックス・)ファーガソンのように私が休むときは引退するときになるでしょう。

 2016年はより多くの献身さと周囲からのコラボレーションを求めたいと思います。私達の目標はまだ達成されていませんし、スクデット5連覇を成し遂げたときにそう言えるでしょう。

 

ー クリスマス休暇にしたことは?
 本当に大切なことです。フットボールやチャンピオンズリーグを勝ち取ることより大事なことです。

 2012年以降、私はユニセフのプロジェクトに携わってきました。子供達のための孤児院です。20名でスタートしましたが、今では500名となりました。セネガルの首都ダカールの非常に貧しい地域で運営されています。支援を必要とする子供達への手助けをする機会を得たことと、彼らのために働いてくれるスタッフに感謝しています。

 非常に感情的で感動した経験となりました。私の中で最高の休日でした」