『トゥット・スポルト』が 2014/15 シーズンの欧州クラブチーム売上高トップ10を掲載していましたので紹介します。
トップ10を表にすると次のとおりです。
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チーム名 | 売上高 | |
---|---|---|
1 | Real Madrid | 6億6000万ユーロ |
2 | FC Barcelona | 6億800万ユーロ |
3 | Paris Saint-Germain | 5億4100万ユーロ |
4 | Manchester United | 5億3100万ユーロ |
5 | FC Bayern Munchen | 5億2900万ユーロ |
6 | Manchester City | 4億7900万ユーロ |
7 | Chelsea FC | 4億4600万ユーロ |
8 | Arsenal FC | 4億3500万ユーロ |
9 | Liverpool FC | 3億5200万ユーロ |
10 | Juventus FC | 3億4800万ユーロ |
欧州のメガクラブ間でも格差が生じていることが如実に現れ始めていると言えるでしょう。
スペインの2強だけが6億ユーロを超える売上高を記録し、パリ/ユナイテッド/バイエルンが5億ユーロ台の売上高で続いています。そして、第3グループとして4億ユーロ台でシティ/チェルシー/アーセナルが追いかける展開となっています。
ユベントスは今季を好調な決算で終えることができましたが、それでも売上高は約3億5千万ユーロです。資金力では太刀打ちできないクラブが存在することは事実ですので、売上を伸ばすと同時に健全経営を徹底する必要があると言えるでしょう。
オイルマネー等を呼び込むことができれば、売上高はアップすることは見込めます。そのためには “ブランド力” が不可欠であることは言うまでもありません。リーグ王者の称号だけではなく、実質的な世界王者の称号であるチャンピオンズリーグ王者になれるかが非常に大きいウエイトを占めていると言えるでしょう。
チームの規模拡大を急ぎすぎて自滅しないよう、成長のペースを守ってトップクラブとの差を縮めて行く姿勢が求められるでしょう。まずは売上高をどの時点で4億ユーロに乗せることができるかがポイントになりそうです。