スーペルコッパの関係で延期となっていたセリエA第18節クロトーネ戦の前日会見が行われ、アッレグリ監督が出席しましたので、会見の概要を紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「会見を始める前にリヒトシュタイナーの件はすべてクリアになっています。誤解がありました。彼は手をあげていましたし、私はそれを交代を要求していると思ったのです。
ペスカーラのセバスティアーニ会長の車が放火された件は悪い印象を与えましたし、これは起きてはらないことです。勝つことは簡単ではありませんし、セリエAに残留することもそうです。ペスカーラは文明的な街ですが、今回起きたことは街の印象を悪くすることになり、残念に思います。
クロトーネは多くの試合で敗けていますが、試合終盤まで拮抗した試合がほとんどです。乗り越えることは難しいでしょうし、明日は大きな忍耐が求められる試合になりそうです。
私達が求める唯一の結果は勝利です。それ以外の結果ではインテルから奪った3ポイントが意味をなさないでしょう。
キエッリーニはリカバリーのため休養を取ります。ベナティアが代わりを務める予定です。マルキージオも招集外です。痛みが再発しており、2日間トレーニングができていないからです。レミナとマンドラゴラもメンバーから外れます。ピアツァは先発できる状態にあります。
ディバラは右サイドでもプレーできます。日曜日の試合でも少しプレーしました。ピアツァも右でプレーできます。クロアチア代表でプレーしていますからね。ですから、クアドラードの代わりを務める選手はいるのです。
中盤では休養を与えたい選手がいますので、何選手かを入れ替えることになるでしょう。ですが、誰がプレーするのかが重要なことではありません。私達がどのようにプレーし、どういった姿勢で試合を戦うかが大事なのです。
変更するのは選手で、システムではありません。
リヒトシュタイナーは休養の予定で、ダニ・アウベスが先発することを意味しています。
ストゥラーロを左MFで起用するかは展開次第です。なぜなら、マンジュキッチが左でプレーできる状態を保っているからです。
ベナティアはアフリカ・ネイションズカップから戻ってきました。彼かルガーニが明日プレーすることになるでしょう。高いレベルのCBが5選手いますし、私達を多くの試合をプレーしなければなりません。
リーグ戦は長い道のりが待っています。私達には多くの勝利がまだ足りていないのです。繰り返しになりますが、86ポイントではスクデットに不十分だと思います。ですから、1試合ずつ戦っていく必要があるのです。
システムを変えることは目新しさと熱意をもたらしますし、私はそれを期待しました。試合に勝ち、タイトルを取るにはピッチ上での自己犠牲が欠かせません。このメンタリティーが必要なのです」