ユベントスの GM として辣腕を振るったルチアーノ・モッジ氏が『tuttojuve.com』のマッシモ・パヴァン氏のインタビューに応じていましたので、その内容を紹介します。
Q. 今年のユベントス:パーソン・オブ・ザ・イアーは誰と見ていますか?
A. 良くないスタートでしたが、より良いリーグ戦を戦っていると思います。イタリア王者として第1挑戦者としてリカバリーしたと言えるでしょう。ユベントスは目標を達成できると思いますよ。
Q. 選手としては誰がサプライズでしたか?
A. マンジュキッチがサプライズでした。私は彼のことをプロフェッショナルで並外れた選手だと知っていましたが、ストライカーとしては未知数でした。現代のストライカーには得点だけでなく、フォローも求められます。このことが継続されることを望んでいます。
Q. トップが混戦です。どのチームを本命と見ていますか?
A. 戦いの行方が決まった訳ではありません。インテルも他のチームもアドバンテージを持っている訳ではなく、確固たるチームはないでしょう。
Q. ユベントスはマーケットで上手くやっているように見えます。他に誰か期待しますか?
A. 私見ですが、何かをしなければならないということはありません。1月の移籍市場は6月や7月に上手くできなかったことを修復する位置づけなのです。
マーケットにはごくわずかなチャンスがあるだけでしょう。なぜなら、現時点ですばらしい選手がいるのです。最もそれは彼らをキープでした場合に限られますが。
モッジ氏がマンジュキッチ選手がサプライズにあげた理由ですが、「ディバラが20ゴール上げても不思議ではない。マンジュキッチがゴールを上げれない度にテベスをファンはテベスを恋しく思うだろう」とシーズン前に発言していたことに由来します。
おそらく、ローマで真価を発揮することができていないジェコ選手(15試合3得点)と同じように、マンジュキッチ選手(14試合6得点)はセリエAへの適応に苦しむだろうと予想していたのだと思われます。
攻撃の軸が固まり出すとマンジュキッチ選手の活かし方もチーム内で共有されることとなり、得点も量産体制に入りました。その内容も同点ゴール、勝ち越しゴール、決勝ゴールとチームにとって価値のあるものが多く好調さを保つことが求められると言えるでしょう。