チームの若返りが行われているユベントスですが、中盤の要としてプレーするクラウディオ・マルキージオ選手について2019年までの契約延長が間もなく正式発表されると報じられています。
契約内容については2019年までの4年で、年棒は350万ユーロ(+ボーナス)になると伝えられています。
現地時間7月6日の17時にユベントススタジアムでアニェッリ会長とマルキージオ選手によるプレスカンファレンスが予定されているため、このタイミングで正式発表となるのではないかと考えられます。
昨シーズン、アッレグリ監督が就任した当初はマルキージオ選手がピルロ選手が得意とするポジションでプレーし、ピルロ選手とは異なる特性を活かしてチームに大きく貢献しました。
新シーズンはレアル・マドリードからケディラ選手が加入したことで、起用方法に柔軟性が生まれることが期待されます。“中盤の底” でプレーする選手とインサイドハーフの選手を試合中にポジションチェンジが可能で、どちらでも高いレベルでプレー可能な選手がいるのですからチームの戦い方に柔軟性が加わったと評価できるでしょう。
中盤センターの守備的なポジションを選手交代をせずに入れ替えられるということは、相手のショートカウンターを受けた際に普段よりも “守備力の高い選手が自陣に残っている” ことを意味するので失点リスクの軽減に繋がることが期待されます。
セリエAでは力技で相手をねじ伏せることが可能だと思いますが、チャンピオンズリーグでは我慢を強いられる戦いも想定してチームを成熟させて行く必要があるでしょう。
マルキージオ選手が出席予定のプレスカンファレンスで新シーズンの展望や目標が語られるかに注目です。