ユベントス・プリマベーラ出身のルカ・マッローネ選手の移籍先として来期をセリエAで戦うカルピとボローニャの2チームが取沙汰されています。
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マッローネ選手は中盤の選手だったのですが、コンテ監督が3バックで戦っていた時代に最終ラインの人材不足から CB にコンバートされたという経歴があります。
サッスオーロにレンタル移籍していた当時はある程度の出場機会には恵まれていたことに比べると、ユベントス守備陣の中では存在感を示すことができなかったという評価になるでしょう。
特にユベントスの CB ではイタリア代表への選出経験があるオグボンナ選手ですら、移籍話が盛んに報じられるほどなので移籍することがマッローネ選手にとっても好ましいことだと思われます。
ユベントスが抱える課題として「マルキージオ選手より若い世代のユース上がりの選手が定着しないこと」があります。
ジョビンコ、デ・チェーリエ、マッローネと期待され、チャンスは与えられたのですがレギュラーポジションを確固たるものにするまでには至りませんでした。将来的にはバイエルン・ミュンヘンのようにユースチーム出身者がチームで重要なポジションを占めるようなチーム運営方針を根付かせることが必要になるでしょう。
そういった点においても、デ・チェーリエ選手やマッローネ選手が今年の夏に移籍する見込みが高いことは残念なことだと思います。