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【試合後コメント】チャンピオンズリーグ準々決勝モナコ戦 2nd Leg

 モナコとの2戦目を引き分けで切り抜け、準決勝に進出したユベントスの監督・選手たちの主なコメントを紹介します。

準決勝進出を喜ぶユベントスの選手たち

マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「私は開始5分で目標達成を失敗しかけたことに怒りを覚えていますが、チームはとても上手くやったと思います。モナコとの試合はシンプルなものではありません。アトレティコ・マドリードとの試合でも同じようなことがあり、それに対応する必要がありました。我々は少し間違った部分もありましたが、試合の最終盤ではチャンスを作れていましたし、戦略的な過ちもしませんでした。試合を上手く進めることができましたし、お互いに相手のプレーのロジックを考えてプレーしていました。準決勝にたどり着くことがこの試合の目標でしたから。

 素晴らしいシーズンを送っている選手達を賞賛する必要があります。今、我々はスクデットまであと6ポイントほどの地点まで迫っており、それから準決勝に向けた準備をすることになるでしょう。我々が上手く準備をすれば、ファイナルの舞台にまでたどり着けるでしょう。強豪チームばかりですが、良い機会だと言えることもできます。バイエルン?3チームの中では避けたいですね。

 私はテベス、モラタ、ピルロがベストでない中で結果を残せたことを幸せに思っていますし、それだけマネジメントは重要なことなのです」

 ※ テベスは筋肉系のトラブルを抱えており、試合の2時間前までプレーできるかが不明の状態だった。モラタは胃腸炎によるコンディション不良で交代直後にベンチで嘔吐している。ビダルは発熱があった中でプレーしており、ピルロのコンディションも万全とは言い難い中での戦いだった。

 

ジャンルイジ・ブッフォン選手:
「もう一度、準決勝でプレーするのに12年も要するとはね!長く厳しい道のりでしたけど、私達は自分たちがまだ何も成し遂げていないことを認識しています。私達はすべてを賭けて突破したいと思っていました。このような大きな結果を出すことで、このクラブの歴史を誇りに思う絶好の機会であると理解していました。

 ドルトムント戦よりも緊張感が張りつめていました。私達にはわずかなアドバンテージだけで、ミスが倍返しになることを知っていたことが試合をタフなものにしました。幸運にも、最後まで試合をコントロールすることができました」

 

レオナルド・ボヌッチ選手:
「私達は勇敢さと信頼性を今晩は少し欠いていました。技術的に、私達は数多くのミスを繰り返したことでわずかな運の差で勝ち進むことができました。モナコ相手にプレーすることは非常にタフなことです。彼らには素晴らしい個々の力と強固なディフェンスがあります。

 私達は準決勝に到達することがすべてだと知っており、到達することができました。今、私達は準決勝に向けて取り組み始める必要があります。ここから面白くなるのであり、私達は夢を見続けることができるのです。

 明らかにトップの3チームが準決勝に進出していますが、ユーヴェには彼らとやり合うだけの力があります。バイエルンは1戦目でポルトに負けた後に逆転勝利を収めています。彼らは確かに素晴らしいチームなのですが、その強さがずっと続くということはないのです。それからバルセロナレアル・マドリードは欧州サッカー界の2大チームと言えるでしょう。どのチームと対戦することになっても、私達は役割に集中してベストのプレーをお見せしますよ」

 

パトリス・エヴラ選手:
「私がユベントスに加入した時、目標はスクデット4連覇とチャンピオンズリーグで良い成績を残すことでした。私にとってはグループステージを突破することは普通のことです。今、私達は準決勝にまで勝ち進みましたので全コーチに感謝しなければなりません。チームがプレーし続けることができよう、私は自分の持つ経験をチームに還元し続けたいと思っています。

 多くの人がイタリアサッカーへの誤解を持っています。ここでのフットボール哲学は全くの別物なのです。戦術的にボールを扱うことができなければ、イタリアでプレーすることはできないでしょう。最初は私もショックを受けましたが、徐々に適応することができました。イタリアでプレーすることは簡単なことではないのです。

 ポグバは問題ないですよ。彼は復帰が待ち切れないようですが、リカバリ期間を過ごす必要があります。怪我の後は慎重にならなくてはいけません。私もシーズン序盤に同じことを経験しましたが、あせって復帰はしませんでした。彼のことですから、今晩プレーしたかったと思います。100%になった時に再びプレーをし始めるべきですから、彼は医療スタッフを信用するだけです。70%で無理に復帰してはいけません」

 

アルトゥーロ・ビダル選手:
「非常にトリッキーな試合で私達は頭を使ってプレーする必要がありました。ですが、目標を達成し、私達の目標でもあった次のラウンドに進むことができました。

 今ベスト4に残っているチームは素晴らしいチームばかりです。その中で勝ち残ることが唯一のベストなのですが、私は他のチームを怖れてはいません。私達はどのチームと対戦するのかを心待ちにしています。抽選結果をリラックスして待っていますよ。

 試合に向けて知的なアプローチができているという事実が今シーズン好調の秘訣です。我々は成熟したチームなのです。私達は(トリノとの)ダービーについて今晩から考え始めます。勝ってスクデットを獲得したいですね」

 

ジュゼッペ・“ベッペ”・マロッタGM
「今晩の試合は我々がどのように勝ち抜けてきたかを証明になるでしょう。観戦している分には少し不満が残ったでしょうが、関心事は突破をしたということなのです。そして、このチームはまだ良くなる部分が残されているということもあります。

 我々は年々良くなって来ていますし、来るべき移籍市場でより強くなることでしょう。クラブはソリッド(堅実)であり、ユベントスの歴史にふさわしいレベルのヨーロッパの舞台で戦いたいと思っています。我々の他に3つの桁外れのチームがいますが、技術的にも財政的にも我々のレベルと異なるとは言え、我々にもベストをお見舞いすることはできます。その意味では4番手になるでしょうが、そうなるかは誰にもわかりません。

 我々はスクデットコッパ・イタリアを現実的な目標と見なければなりません。チャンピオンズリーグではもう少し現実的になる必要があり、異なる価値での試合であることを認識しなければなりません。

 ドクターが言うには、彼は3週間ほどでプレーできるようになると言っています。しかし、私は彼が若いので、他の選手よりも早く回復するのではないかと思っています」