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【前日会見】チャンピオンズリーグ準々決勝モナコ戦 2nd Leg

 モナコの本拠地スタッド・ルイ・ドゥに到着したユベントスアッレグリ監督とキャプテンのブッフォン選手がメディア向けの前日会見をスタジアム内で行いました。主なコメントは次の通りです。

スタッド・ルイ・ドゥに降り立ったユベントスの選手たち

マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「我々は明日の試合についてわずかなアドバンテージを持っていますが、得点を決める必要があります。彼らと対戦した後にモナコにはパフォーマンスの余地があったことを我々は認識しています。彼らにはタフな面があり、非常に良い守備を持ち、フィジカル的にもテクニック的にも恵まれているからです。1戦目と同じで難しい試合になるでしょう。我々は1秒たりとて気を抜くことはできません。

 まだ、先発する11名は決めていません。長い夜になるでしょうし、交代選手が重要な役割を担うことにもなるでしょう。ビダルは良い状態です。今日はチームとともにトレーニングも行っていますので、モナコ戦に出場することに問題はありません。

 全体的に見て、我々のシーズンの中での重要なイベントと言えます。我々はプライドを持ってここに来ていますし、選手たちは素晴らしい意志がみなぎっています。我々はセリエAで素晴らしい位置にいますし、コッパ・イタリアではファイナルへ駒を進めました。今は我々のチャンピオンズリーグでの冒険を続けたいと思っています。このチームは才能にあふれていますが、改善する余地も残されています。我々は明日の試合をスマートに戦う必要があります」

 

ジャンルイジ・ブッフォン選手:
「明日の試合は私自身、チームメイト、そしてクラブ全体にとって非常に大事です。準決勝に進出すれば、ユベントスが躍動したことと共に、我々がヨーロッパの舞台で“復権”したことを示すことができるからです。ここでプライドと責務を高めることになるでしょう。

 チャンピオンズリーグは私がまだ掲げたことのないトロフィーですし、できるだけ早く掲げたいですね。それにチームがこのトロフィーを最後に掲げてから長い時間が経過しています。いつ掲げることになるかは私にはわかりませんが、早い時期に掲げられることを願っています。

 モナコは結果をひっくり返すための努力をしてくるでしょう。彼らは強いチームですが、私達もまた自分たちのクォリティに気づいています。私達はこれまで有益なパフォーマンスを披露してきましたが、このチームの成功は選手、クラブ、そして裏方スタッフの貢献によって成り立っています。監督は加入した時から本当に上手くやってくれていますし、すぐに私達と同じ考えを有してくれました」


 

 1戦目が辛勝であったことから、アーセナルと同じ轍を踏む可能性は低いでしょう。わずかとは言え、アドバンテージを持って2戦目に挑めることはプラスになる要素です。しかし、バイエルンポルト戦でのポルトのように試合へのアプローチ方法を失敗してしまうと、取り返しのつかない代償を支払う必要が発生してしまいます。

 良くない展開は相手に一方的に責め立てられ、防戦一方を余儀なくされることです。ブロックを作り守備を固めるのであれば、奪ったボールをカウンターで持ち出すなり、ボールを動かすなりして相手の守備陣にプレッシャーをかけることが不可欠です。『インテンシティ』と表現される球際へのアプローチの速さであったり、フィジカルコンタクトで相手と互角に戦える姿勢を見せることができれば、結果は自ずとついて来るのではないでしょうか。