日本時間4月23日の早朝に行われる UEFA チャンピオンズリーグ準々決勝モナコ戦、セカンドレグに挑むユベントスの選手23名が発表されました。コンディションの状態が不安視されたビダル選手も無事招集入りを果たしています。
DF: キエッリーニ、オグボンナ、バルザーリ、デ・チェーリエ、ボヌッチ、リヒトシュタイナー、エヴラ、マッローネ
MF: ペペ、マルキージオ、コマン、パドイン、ピルロ、ビダル、ストゥラーロ、ペレイラ
怪我で離脱中のマルティン・カセレス、ポール・ポグバ、クワンド・アサモアといった選手たち以外は累積警告などによる戦力ダウンもない状況だと言えるでしょう。
セカンドレグの最優先事項は『準々決勝を勝ち抜けること』です。このラウンドを突破すれば、試合の勝敗についての評価は二の次だと言えるでしょう。2戦2勝がベストであることは疑いのないことですが、勝ち抜けることができるのであれば、引き分けでも場合によっては負けたとしても合格点が与えられると思われます。
さて、現時点での予想フォーメーションは 3-5-2 が多数派を占めているようです。その理由として、得点が必要なモナコが前線からプレスをかけるといったアグレッシブな姿勢を見せる可能性が高いこととホームでの第1戦で3バックが上手くモナコ攻撃陣を止めることが出来ていたことが挙げられます。先発が予想される選手は次のとおりとなっています。
予想フォーメーション:3-5-2
GK: ブッフォン
DF: バルザーリ、ボヌッチ、キエッリーニ
MF: リヒトシュタイナー、マルキージオ、ピルロ、ビダル、エヴラ
FW: モラタ、テベス
鍵はピルロとビダルの中盤です。ピルロは約50日の離脱から復帰してからの3試合目。出場時間は70分ぐらいが目安であり、フルコンディションとは言い難いものがあります。また、ビダルも扁桃炎による影響からどこまで体調が戻っているのかに疑問が残ります。中盤の3センターが上手く機能するかが(3バック、4バックに関係なく)試合の注目ポイントとなるでしょう。
勝ち抜けた後のことを考えると、リヒトシュタイナー、ビダル、ペレイラ、モラタの4名は次のイエローカードで累積警告による出場停止処分が科されることになるので、不用意なファールを避けることを頭の片隅に置いておく必要があります。とは言え、勝ち抜けることができれば仮に累積警告で出場停止となったとしても許されるのではないでしょうか。