ユベントスのシモーネ・ペペ選手がユベントスTVに出演し、ファンからの質問に対して回答しました。概要は次のとおりです。
今シーズンは私がこれまでにプレーした中で最も感慨深いシーズンです。というのも、私達がチャンピオンズリーグでプレーしているからです。私達はチャンピオンズリーグで可能な限り勝ち進みたいですし、夢を追い続けたいのです。冷静さを保つことが不可欠となるでしょう。
ビダルとは彼がユベントスに加入した時から、私達は素晴らしい友情を築いていますよ。
（セリエA第31節の）ラツィオ戦と（チャンピオンズリーグ準々決勝）モナコ戦の2試合は重要なゲームです。ですが、私達は前者の方に集中しています。
ファンがサポートしてくれることは素晴らしいことです。私はピッチで常に自分のすべてを出し切ろうとしますし、彼らはそんな私の側にいてくれます。
私達は最初のアプローチとして試合でのプレーを見せ、私達の目の前にある輝かしい未来を得ようとします。ファンとともに成功する夢を掴み取りたいと思います。彼らが大きな夢を見ることは当たり前のことですが、私達は目の前の1試合1試合に勝つ必要があります。
チャンピオンズリーグを勝ち取ることができるか？『意志あるところに道は開ける』ですよ。一歩ずつ歩んで行きましょう。
趣味？私には2人の子供がいるので、自由な時間があれば彼らと遊ぶことが好きですね。もし息子のクリスチャンがサッカー選手になってくれたら、私は幸せな父親になることができるでしょうね。私の試合前のルーティンとして音楽を聞きますが、ドレッシングルームでは聞きません。個人的な目標ですか？勝ち続けるために選手達と同じように休息を取ることです。
シモーネ・ペペ選手は今のユベントスでは本職がウィンガーという唯一選手です。それだけに太ももの怪我が長引いたことは非常に残念でした。今季は長く悩まされた負傷がようやく癒え、徐々にではありますが出場機会が増加しつつあるといった状態です。
懸念点としては、アッレグリ監督が好む 4-3-1-2 ではウィンガーのポジションが見当たらないことです。ペペが出場する試合は 4-3-3 のような形にフォーメーションを変化させているのですが、変更しただけの価値があるという攻撃を見せれていないことがネガティブな見解を持つ理由となっています。
また、単独で相手SBの裏を狙うことに固執し続けるプレースタイルから周囲の選手を上手く利用するスタイルも加える必要があるでしょう。相手に囲まれてボールを奪われてしまうと、逆カウンターの起点となってしまうので改善を要する点だと思われます。今シーズンで契約満了を迎えるので、ユベントスのフロントはペペ選手との契約をどうするのかという点についても結論を出す必要があると思われます。
