NO JUVE, NO LIFE!!

- FINO ALLA FINE - ユベントス関係のニュース記事を扱うサイト

移籍ウワサ話 2015年4月第2週

 2015年4月の第2週に流れたユベントスの移籍市場での動き(ウワサ話)は主に次のようなものでした。

 

1.ユベントスがオスカル獲得を狙う?


 アッレグリ監督が好む 4-3-1-2 のシステムでトップ下を本職とする選手をユベントスが今年1月の市場で探していたのは周知の話。ここに来て、チェルシーのオスカル選手を獲得しようとしているという話が浮上しました。

 クアドラード選手がチェルシーの右サイドのレギュラーとなれば、オスカル選手より走力があるウィリアン選手をモウリーニョ監督がトップ下で重宝する可能性があります。そうなると、ユベントスに獲得の芽が出て来るでしょう。ブラジル代表のドゥンガ監督もオスカルはユベントスにフィットすると太鼓判を押していますので、もしかしたらという話のレベルではないでしょうか。

 現実的にはポグバ選手が移籍をするといった時に得た移籍金での獲得候補といった形になると思われます。ウルトラCがあるとすれば、来期からユニフォームスポンサーを務めるアディダス社が同社の広告塔としてオスカル選手の獲得資金を出す場合のみでしょう。

 

2.ルガーニの相棒はフランスから


 エンポリにレンタル移籍中のルガーニ選手とコンビを組むCBとして、19歳のフランス人クレメント・レングレ選手をユベントスはリストアップしているとのこと。左利きでナンシーではレギュラーとしてプレーしている選手です。

 ユベントススタジアムで行われたエンポリ戦の観戦に訪れており、施設などの見学を行い、夏の移籍で合意に達したのではないかと言われています。おそらく、そのままローンでセリエAのチームに貸し出されて修行することになると思われます。

 

3.ファン・ペルシーをめぐってイタリアダービー


 ファン・ハールの来期の構想には入っていないと言われているファン・ペルシー選手をめぐってユベントスインテルが獲得を狙っているとイギリスのテイリーメール紙が報じています。

 確実に言えることは、大幅な減給をファン・ペルシーが受け入れない限りユベントス側にメリットはないということです。現状の週給25万ポンド(約4000万円)に見合う働きを見せていないのですから、交渉のテーブルに着くこと自体がバカげたことだと言えます。

 ちなみにユベントスチーム最高年俸がテベス選手とポグバ選手の550万ユーロだと言われていますので、彼らの貢献度と比較すると大盤振る舞いであっても(ボーナスを含めて)250万ユーロが出せる限度でしょう。少なくとも、是が非でも獲得したい選手ではないことは確かなことです。

 

4.ディバラ獲得交渉


 「ディバラの価格は4000万ユーロ」とパレルモのザンパリーニ会長が宣言してから大きな進展はありません。何チームかが獲得の意志を示したことと、ユベントスが(現時点での)ポールポジションにいることだけは間違いがないようです。

 ザンパリーニ会長の要求額を満たすチームはまだ現れておらず、ユベントスのマロッタGMは2500万ユーロにボーナス500万ユーロを加えた合計3000万ユーロをオファーしているとのこと。後はレアーリ、ゴルダニガ、コマンといった若手をレンタル移籍させることでディスカウントを目論んでいるという話が出て来ています。

 レンタル移籍については起用されなければ効果がないので、試合で使われることでレンタル料がユベントスからパレルモに支払われるといった形態にする方がいいかもしれません。

 

5.ファルカオ獲得交渉


 今季マンチェスター・ユナイテッドにローン移籍するも本来のプレーを見せれていないラファエル・ファルカオ選手について、ユベントスが所有権を持つモナコのリボロフレフ氏に直接問い合わせたという話が報じられています。

 これはチャンピオンズリーグで対戦する両チームのフロント陣が顔を合わせるので、獲得についての探りを入れたぐらいだと思われます。ユナイテッドがファルカオ選手の買取オプションを行使しなければ、モナコに戻ることになるのですから、その時点から仕切り直しと考えてマイナスになることはないと思われます。

 

6.テベスは今夏にボカ復帰をするのか?


 ユベントスがFWの補強を必要とする原因はテベス選手のボカ復帰の希望によるものです。契約は2016年までなのですが、1000万ユーロほどと言われる移籍金をボカが準備すれば今夏に移籍する可能性も十分にあり得ることでしょう。

 経済的な面で考えれば、ボカが移籍金を用立てるのは厳しいのでユベントステベス選手が双方合意による契約解除をしなければ今夏のボカ復帰の可能性は低いと見られています。テベス選手も「今の契約を尊重する」と発言しているため、ボカの現場からは「ファンに過剰な期待を抱かせ、欺くようなことをしてはならない」と釘を刺しているのだと思われます。

 ユベントス入団時に「この契約がボカに戻る前の最後の契約」と発言した通りになりそうです。

 

7.課題の左サイドバックはアレックス・サンドロ?


 アサモア選手が長期離脱中で、ユベントスの左サイドバックはエヴラ選手が出ずっぱりの状態になっています。デ・チェーリエ選手はアッレグリ監督の信頼を勝ち取るまでには至らず、エヴラ選手を休ませる必要がある時はパドイン選手を起用して凌いでいる状態が続いています。

 そこでユベントスポルトのアレックス・サンドロ選手に目をつけ、ポルトバイエルン戦にスカウトを送ったとの報道が出ています。2年ほど前にユナイテッドがエヴラ選手の後継者としてリストアップしていた様ですが、ユベントスは実際に獲得を目指すだろうとのこと。

 左利きで、現在24歳。ポルトには2011年に5年契約を結んで加入しましたので、獲得するなら今夏が狙い目であることは言うまでもありません。マロッタGMやパラティーチSDの獲得希望リストには赤丸がついていると思われます。