NO JUVE, NO LIFE!!

- FINO ALLA FINE - ユベントス関係のニュース記事を扱うサイト

テュラム、ユベントスとモナコを語る

 モナコユベントスの両チームでのプレー経験があるリリアン・テュラム氏がイタリア・トゥットスポルトのインタービューに応じている。

リリアン・テュラム氏

Q. ユーヴェがCLの準々決勝に戻ってきたことは驚きですか?
「どうしてだい?ユーヴェは2年前の大会でこのステージまで勝ち進んでいる偉大なチームだ。選手の状態は良く、サプライズだと見なすことはできないよ。最大のサプライズと言えば、アーセナルをラウンド16で撃破したモナコだろう」

Q. (モナコのオーナーである)リボロフレフ氏は「我々は既に成功を収めた」と述べています。
「どのチームもこの時点で負けということはない。モナコはグループステージを突破できないと言われていたし、アーセナルに対しても希望を捨てることはなかった。ジャルディム監督に率いられた選手たちは準々決勝までたどり着いている。そこに到達すると、さらに勝ち進みたいと思うものだよ。彼らがユーヴェのプレッシャーを感じていないとは思えないね」

Q. マルシャル、ベルバトフ、コンドグビア:モナコの脅威はどの選手でしょうか?
「1人じゃないね。素晴らしい選手が数多くいる。アーセナル戦では上手くプレーしていた」

Q. マルシャルとコマン、どちらがアンリの後継者となり得るでしょうか?
「マルシャルは若く、すばらしいクオリティを備えている。アンリのような輝かしいキャリアを積み上げれるかと言われると、言及するのは難しいね。コマンはPSG在籍時に才能を示しており、そして非常に若い。プレーするスペースを見つけてくれることを期待しているよ。彼らの年齢では非常に大事なことなんだ」

Q. ポグバの欠場は大きいですか?
「少なくとも戦力上はポグバがいなくてもユーヴェはすばらしいチームだ。1人では何も勝ち取れないよ。それがメッシだったとしてもね。ポグバはファンタスティックだ。信じられないクオリティにあの年齢では考えられないほど円熟味も帯びている。ピッチの支配者としてプレーしているし、プレーには成長の余地が残されている」

Q. ポグバに1億ユーロの価値はありますか?
「価格は希望額で決まるものだ。どれだけの価格で獲得したいのかということと、どれだけのチームが欲しているかということで決まるだろう」


 

 確かにポグバが負傷離脱中なのはユベントスにとっては大きなマイナスですが、(勝ち残っている他の7チームの中では)対戦相手には恵まれたということは事実でしょうユベントスにせよ、モナコにせよ、ベスト8まで残ったことだけでも大会前の下馬評からすれば成功だったと言えます。

 

 ところが、抽選の結果で目の前に『ベスト4』というニンジンが置かれた訳ですから、どちらのチームもメディアの前で公言こそしませんが、虎視眈々と勝ち抜けのチャンスを狙っているものと思われます。ファルカオハメス・ロドリゲスが抜けたにも関わらず、チャンピオンズリーグベスト8にまで勝ち残っているチームですからユベントスにとっては侮れない相手ということになります。

 コマンと同世代で非常に期待されているモナコのマルシャル選手のプレーを見る上で、絶好の舞台が整ったと言い換えることもできるでしょう。楽しみな一戦であることは間違いありません。