『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントスがフィオレンティーナに所属する DF ニコロ・フォルティーニ選手に興味を持っているとのことです。
「ユベントスがミレッティ選手の売却を模索している」との報道が相次ぐことと同じ状況がフィオレンティーナで起きているだけと言えるでしょう。

フォルティーニ選手は2006年2月生まれの19歳。フィオレンティーナ下部組織出身の左 WB であるため、ユベントスへの売却には消極的になるはずです。
しかし、この状況で売却報道が出る理由は「多額の売却益が見込める “控え選手” だから」でしょう。
- パラティチ新 SD の下で「戦力の入れ替え」を敢行しているので軍資金が必要
- フィオレンティーナはヴァノーリ監督の下で4バックに移行中
- 『左 WB 兼 SB』の1番手はゴセンス選手
- 2番手のパリージ選手は右 WG として出場中
- 前主将のラニエリ選手(26歳)はレギュラー剥奪状態
- 下部組織出身のフォルティーニ選手は「移籍金=売却益」となる存在
- 現行契約は2028年夏まで
ユベントスも4バックでプレーする時間が増えているため、現場が求める選手の特徴はフィオレンティーナと重複することが予想されます。
ただ、“降格圏に沈むフィオレンティーナの控え選手” を「即戦力」として計算することはできないでしょう。青田買いだからです。
ちなみに、ユベントスの『左 WB 兼 SB』はセルタのミンゲサ選手も候補です。
- ユベントスの『左 WB 兼 SB』
- 主: カンビアーゾ ← ミンゲサ
- 控: カバル ← フォルティーニ
ミンゲサ選手は(マズラウィ選手と同様に)左右どちらでもプレー可能であるため、『左 WB 兼 SB』として起用した場合は「カンビアーゾ選手とのポジション争い」が起こり得ます。
その一方でフォルティーニ選手を獲得した場合、カンビアーゾ選手のポジションは安泰。「左サイドの若手期待枠をカバル選手から奪う」に留まるからです。
フィオレンティーナがフォルティーニ選手を売却するのであれば、「ミランのバルテサーギ選手に匹敵する逸材」との売り込みをかけて来るでしょう。
ユベントスの強化責任者が獲得候補の実力をシビアに評価した上での最終的な判断を下すことができるのかに注目です。