ユベントスは公式サイト上で 2024/25 UEFA チャンピオンズリーグのリーグフェーズ第4節リール戦に向けた招集メンバー21選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | ||
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GK | 1st | 1: ペリン、23: ピンソーリョ、29: ディ・グレゴリオ |
DF | 1st | 4: ガッティ、15: カルル、27: カンビアーゾ、32: カバル |
B | 37: サヴォナ、40: ローヒ | |
MF | 1st | 5: ロカテッリ、8: コープマイネルス、16: マッケニー、17: アジッチ、19: テュラム、21: ファジョーリ、26: D・ルイス |
FW | 1st | 7: コンセイソン、9: ヴラホヴィッチ、10: ユルディズ、22: T・ウェア |
B | 51: バングーラ |
シュトゥットガルト戦で退場となったダニーロ選手がメンバー外。
退場による出場停止処分が明けた GK ディ・グレゴリオ選手と筋肉系の問題が解消したD・ルイス選手がメンバーに復帰しました。
直近のセリエAの試合で招集されていたハビエル・ヒル選手は2023年夏に加入したため、Bリストへの登録資格を満たしておらず、ユースリーグのメンバーに招集されています。
【先発予想: 4-1-4-1】
GK: ディ・グレゴリオ
DF: カンビアーゾ、ガッティ、カルル、カバル
DMF: ロカテッリ
OMF: コンセイソン、コープマイネルス、テュラム、ユルディズ
FW: ヴラホヴィッチ
チアゴ・モッタ監督は 4-1-4-1 を継続するでしょう。
ウディネーゼ戦からの変更点はカンビアーゾ選手を右 SB に回し、左 SB にカバル選手を起用するなど最小限に留めると予想されます。
対するリールのジェネジオ監督は 4-2-3-1 が予想されます。リールの攻撃を牽引するのは CF デイヴィッド選手と右 WG ジェグロヴァ選手の2人。ユベントスは「両選手の存在感を薄くすること」が求められます。
試合展開としては「ユベントスのボールを保持する時間が長くなる」でしょう。
ただし、それはリール側も想定内。リールは直近2試合でレアルとアトレティコのマドリード勢に2連勝しており、「コンパクトな守備陣形でボール奪取をしてからの速攻」に活路を見出そうとするはずです。
そのため、ユベントス目線ではリスク・マネジメントが勝敗の鍵となるでしょう。
ビルドアップの段階では「無謀なパスやドリブルでの持ち運び」を避け、状況によっては「やり直し」や「蹴り出し」を選択。前線からのプレスが空回りになった場合は「深追いせずに撤退守備に移行」するなど『リールの速攻』を制限することが重要と考えられるからです。
ユベントスはウディネーゼ戦で「ユルディズ選手とテュラム選手による左サイド」が機能していたため、「コンセイソン選手とカンビアーゾ選手による右サイド」と両方でリール守備陣を揺さぶりたいところです。
勝点3を持ち帰りたいアウェイでのリール戦にチアゴ・モッタ監督がどのような準備をして臨むのかに注目です。