イタリア審判協会は公式サイト上で 2024/25 コッパ・イタリアのラウンド16を担当する審判団を発表いたしました。ユベントス対カリアリ戦の主審はエルマンノ・フェリチアーニ(Ermanno Feliciani)氏です。
アブルッツォ州テーラモ出身のフェリチアーニ氏は1991年6月生まれの33歳。今季はセリエAで主審を5試合、セリエBでは3試合で担当しています。
日時 | Serie A | 対戦カード |
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2023/10/28 | 2023/24 第10節 |
ユベントス v ヴェローナ [1 - 0] |
日時 | Serie A | 対戦カード |
2023/09/24 | 2023/24 第5節 |
アタランタ v カリアリ [2 - 0] |
ユベントスはフェリチアーニ主審が担当した試合を戦ったのは 2023/24 シーズン第10節ヴェローナ戦の1度のみ。ケーン選手の得点を取り消す物議を醸すジャッジを下した “あの主審” です。
対するカリアリもフェリチアーニ主審が担当した試合は1度のみ。こちらは 2023/24 セリエA第5節アタランタ戦で、試合は 2-0 でアタランタに軍配が上がりました。
なお、フェリチアーニ主審とともに試合を担当する副審はヴァレリオ・ヴェッキ(Valerio Vecchi)氏とヴィットリオ・ディ・ジョイア(Vittorio Di Gioia)氏。第4審判はケヴィン・ボナチナ(Kevin Bonacina)氏。
VAR はイヴァノ・ペッツゥート(Ivano Pezzuto)氏、副 VAR はアレアンドロ・ディ・パオロ(Aleandro Di Paolo)氏が担当すると発表されています。
ペッツゥート氏は今季のセリエAで VAR を10試合で担当。直近では第16節エンポリ対トリノ戦でボナチナ主審をサポート。第7節ナポリ対コモ戦ではフェリチアーニ主審とコンビを組んでいます。
一発勝負のコッパ・イタリアで過去に物議を醸す判定を下した主審が任命されていることは懸念材料です。厳しい戦いになることを覚悟して臨むべきでしょう。
ちなみに、チアゴ・モッタ監督によるコッパ・イタリアのカリアリ戦に向けた前日会見は行われません。
チーム状態があまり好ましくないため、コッパ・イタリアでの勝利をセリエAに結び付けたいところです。どのような準備をして一発勝負のカリアリ戦に臨むのかに注目です。