ユベントスは公式サイト上で 2024/25 コッパ・イタリアのラウンド16・カリアリ戦に向けた招集メンバー19選手を発表いたしました。
![試合会場のアリアンツ・スタジアム](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/abyssus/20241217/20241217180507.jpg)
招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | ||
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GK | 1st | 1: ペリン、23: ピンソーリョ、29: ディ・グレゴリオ |
DF | 1st | 4: ガッティ、6: ダニーロ、15: カルル |
B | 37: サヴォナ | |
MF | 1st | 5: ロカテッリ、8: コープマイネルス、16: マッケニー、17: アジッチ、19: テュラム、21: ファジョーリ |
FW | 1st | 7: コンセイソン、9: ヴラホヴィッチ、10: ユルディズ、11: N・ゴンサレス、22: T・ウェア |
B | 51: バングーラ |
“再々離脱を懸念して大事を取ったD・ルイス選手” の招集が見送られた以外は12月14日(土)のセリエAエンポリ戦と同じメンバーが招集されました。
【先発予想: 4-1-4-1】
GK: ペリン
DF: サヴォナ(マッケニー)、ガッティ(ロカテッリ)、カルル、ダニーロ
DMF: ロカテッリ(テュラム)
OMF: コンセイソン、コープマイネルス、テュラム(バングーラ)、ユルディズ
FW: ヴラホヴィッチ
チアゴ・モッタ監督は 4-1-4-1 を継続するでしょう。
注目点は先発に復帰するであろうロカテッリ選手のポジション。ロドリ選手やチュアメニ選手のように CB 起用されるのであれば、DF 陣の運用に(少しばかりの)余裕が生まれるからです。
対するカリアリのニコラ監督は 3-4-2-1 を用いると予想されます。週末に重要なヴェネツィア戦が控えているため、ユベントス戦は “カップ戦要員” が中心になるでしょう。
パヴォレッティ選手とラパドゥーラ選手のどちらかが CF に入り、ヴィオラ選手とガエターノ選手が2列目からサポート。拮抗した状態で試合終盤に突入した場合は切り札としてルヴンボ選手を投入するものと思われます。
一方、勝ち上がることが要求されるユベントスは『コンセイソン選手の突破力』に賭ける形になるはずです。
ヴェネツィア戦を参考に『コンパクトな 5-4-1 の守備ブロック』を敷いてチャンスを伺うカリアリから得点するには突破力が欠かせません。
その能力が高いコンセイソン選手に “良い形で” ボールを託せるかで勝負の行方が左右されることでしょう。
単純な高さ勝負ではカリアリに対して分が悪いですし、ヴェネツィア戦での反省をチームとして反映したプレーができるかもポイントと考えられます。
セリエAで4位以内を狙うユベントスは「コッパ・イタリアを早期敗退」した方が「セリエAの戦いに専念できる」という “悪魔の誘惑” とも戦う必要があります。
チームが誘惑に負けないようにチアゴ・モッタ監督がどのような準備をして一発勝負のカリアリ戦に臨むのかに注目です。